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Day1MC4確認のためのワークショップ

やってみると分かる 「Goal」「 KGI」の不統一 KPIマネジメントの主役は 4つ。前述のように Goal、 KGI、 CSF、 KPIです。わざわざ主役と書いているのは、この 4つのうち 1つが欠けてもうまくいかないからです。主役( Main Character)が 4つなので、略して MC 4(エム・シー・フォー)と呼んでいます。 この MC 4を同じ会社あるいは事業の関係者で確認するワークショップを行います。たとえば同じ会社の経営陣が集まって、あるいは同一事業の責任者、管理職、担当者などが集まってワークショップを行います。 具体的な手順は次の 4ステップです。 ①個人ワーク 自社あるいは自組織の MC 4を 4マスに記入。 ②グループ共有 3 ~ 4人のグループになり、それぞれの MC 4を共有。 ③グループ対話 MC 4の同じところ、違うところとその理由を確認します。特に CSFをどのように選んだ(決めた)のかがポイントです。 ④確定 グループ内で MC 4を確定します。 もしも、参加者が多い場合は、次の 3ステップを加えます。 ⑤全体共有 各グループの代表者が、全参加者に対して MC 4を共有。 ⑥全体対話 MC 4の同じところ、違うところとその理由を確認します。 ⑦確定 全員で MC 4を確定させます。 MC 4の最初の 2つである「 Goal」と「 KGI」は、旅行でいうところの目的地や予算や日程などにあたります。ここがずれていると参加者は目的地に到着できません。当然ですよね。旅行の参加者同士で目的地が異なることはありません。

しかし、このワークショップを行うと、 Goalと KGIがずれていることが少なくないのです。 たとえば、 Goalは「期間」「対象」「内容」の 3つから構成されています。「期間」とは、期間が長い順にたとえば「 3か年」「今期」「半期」「四半期」「今月」「今週」というものです。「対象」は「全社」「事業」「自組織」などがあります。「内容」とは「利益」「売上」などです。さらに「利益」には「営業利益」「経常利益」「税前利益」「税後利益」「当期純利益」あるいは EBITDA、 ROICなどもあります。 ある経営幹部は「今期の全社の営業利益が Goal」、別の幹部は「今期の自組織の売上が Goal」だと言い、また別の幹部は「 3か年の全社の EBITDAが Goal」といった具合です。 Goalがずれているので、それに該当する KGIは当然ながらずれるわけです。 KPIマネジメントを導入するためにこのワークショップをするのですが、 MC 4の最初の Goalと KGIがずれていては、 KPIの話に進めません。そこで、このワークショップでは、最初に Goalと KGIを関係者間で合意するところから始めます。 これは、 KPIマネジメントの 10のステップ(図 5)の最初のステップです。このようにステップの最初に書いています。ところが、自分たちは Goalの共有ができているはずだと、確認しない人たちが多いのです。

実際にワークショップをしてみると、関係者で Goalの認識が違うことが少なくありません。最初のステップでずれているのでは、残りのステップに進めません。 このワークショップが、 KPIマネジメントのスタートになります。 その後、関係者が集まって MC 4の確認を始めます。 Goalの確認作業や議論だけでも大きな意味があると思います。

 

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