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第9章オケージョン

オケージョン

目次

246フォーマルな場では、躊躇なく華やかな装いをする

パーティや披露宴などのおよばれした席、おめでたい席では、品格を保ちながらも華やかな装いをしたいですね。

披露宴では花嫁より控えるのがマナーですが、招待した側には、「会場を華やかにしたい」「素敵な友人が沢山いると思われたい」という思いもあるでしょう。

ですから招待された側には、パーティに華を添えて盛り上げるという使命もあることを心得ておきましょう。

どのような席なのか、何を求められているのかを察することができるのは、これまでに生きてこられたその方のセンスや感性です。

247ドレスコードの感覚が身についている

フォーマルな場、目上の方とご一緒する場、式典などでは、最新流行のファッションではふさわしくないことも。

逆に、ファッショナブルで華やかな場にあまりにもトラディショナルでは野暮ったく感じられる場合もあるでしょう。

流行とトラディショナル、どちらがふさわしいのか。

会場のランクや雰囲気、集まる方々とご自身を俯瞰的に想像して装える女性は、「さすが」と思わずにはいられません。

結婚式・こんなときどうする!?

248結婚式のお祝い金はどうすればいいの?

お祝いの金額は、新郎新婦との間柄によって変わります。

一般的に、親類は5〜10万円友人・知人であれば、3万円仕事関係であれば3〜5万円が多いようです。

また、夫婦で招待され、引き出物がひとつになる場合は、5〜6万円を目安に、親類や部下の披露宴なら7〜8万円ということも。

なお、お子さんも出席される場合には、お子さんの引き出物はご用意がないと思われますので、お食事分に値する額を足します。

逆に結婚祝いをいただいたときの返礼は、「内祝い」として、半額分をお返しする半返しが基本です。

249結婚式に行ったら、結婚祝いを贈らなくても大丈夫?

式や披露宴に出席してご祝儀をお渡しした場合は、別途差し上げる必要はありません。

ただ、親友など近しい間柄でしたり、親類の場合は、新居を訪れた際にお祝いの品を差し上げてもよいでしょう。

250披露宴の席札やメニューは持ち帰るべき!?

披露宴の席札やメニューは持ち帰らないとマナー違反になるのか?とご質問を受けることがありますが、これはどちらでも結構です。

席札などは新郎新婦がデザインされた物もあり、思い出としてお持ち帰りになると、新郎新婦も嬉しく感じて下さるかもしれませんね。

251遠方から出席してくれるゲストのお車代はどこまで?

遠いところをわざわざ来ていただくのですから、なるべく相手の負担は少なくしたいもの。

新郎新婦との関係性や地域にもよりますが、交通費は招待する側が全額、もしくは半額や一部を負担するものと考えられています。宿泊代に関しても同様です。

252仲人へのお中元、お歳暮は3〜5年続ける

お仲人さんへの季節のあいさつは、一般的に3〜5年は続けるべきといわれています。その後、交流がないならば、5年をすぎた段階でお止めになってもよいでしょう。

ただし、夏のお中元でストップするのではなく、年末のお歳暮までは続けます。その間、お中元はカットして、お歳暮だけ何年かお贈りしても結構です。

お中元より、一年のお礼であるお歳暮が優先だからです。これを知らずにお中元の時点で止めてしまうのは大人として恥ずかしいことです。

お通夜・葬儀・こんなときどうする!?

253親しくない知人の訃報参列するのに適しているのはどちら?

本来、お通夜は親族中心で、一般の方は告別式に伺うものとされてきました。ただ近年、お通夜のみに参列するのが一般的になってきた印象です。

どちらに参列なさるか迷ったら、その地域やしきたりにもよるので周囲の方に相談なさるのが一番です。

そして、どちらにしても故人への哀悼の気持ちを表すことが大切です。また最近では、家族葬といって家族だけの内輪で葬儀を済ませることも多くなりました。

遺族側から案内がなければ参列は控え、もし後日改めて故人を偲ぶ会やお別れ会が行われることがあれば、そちらに伺わせていただきましょう。

254お通夜も喪服が主流

以前は「取り急ぎ駆けつける」という意味で普段着に近い装いで向かうべきといわれていましたが、今はお通夜も知らせを受けてからある程度時間がたって行われることが多くなりました。

そのため準備もでき、普段着の方がほとんどいらっしゃらないため、喪服で伺ったほうが違和感がなくなってきました。

255ネイルにも気をつける

口紅やシャドウ、チークを薄くするなどメイクは気をつけても、ネイルのことを忘れてしまい、当日恥ずかしい思いをした経験のある方もいらっしゃるのでは?マニキュアは落としてから参列すること。

ジェルネイルのようにすぐに落とせない場合は、冠婚葬祭用の黒い手袋があると安心です。

256通夜ぶるまいは、ひと口でもいただくのがマナー

お通夜ではお焼香のあとに、通夜ぶるまいといって、喪主から食事がふるまわれます。

これには僧侶や弔問客に対する感謝の意、故人の思い出を語る場、また、故人との最後のお食事という意味があります。

短い時間でよいので、ひと口お箸をつけるのが礼儀です。お酒も同様ですが、飲み会の席ではないので、口を湿らせるくらいにしてお暇しましょう。

257葬儀の場では控えめに

久しぶりに会う方もいらっしゃる場。ついつい笑顔であいさつ、会話をしてしまいがちですが、大変失礼であり大人として恥ずかしいふるまいです。場をわきまえ、節度をもって臨みましょう。

おわりに

育ちは、今日までの生き方、生き様、美学です最後まで本書をお読み下さり、ありがとうございました。

「育ち」は変えていい。変えられる。

私のこの想いが伝わりましたでしょうか?マナー講師をしておりますと、「一番正しいマナーを知りたいんです」「先生、これはマナー違反ですか?」「正解を教えて下さい」と、実に多くの方からひとつの解答を求められます。

みなさん、白か黒か、正解か誤りかが知りたいのです。マナー、エチケット、作法、お行儀、ルールには明確な境界線が存在するわけではありません。

ですから本書でも、「これがマナーです」とはっきりお伝えできるものの他、マナーとは言わないまでも心地よいふるまいであったり、マナー以前の感覚的なことであったり、と線引きが曖昧な事柄も多数記しました。

そう。私たちの日常は、この微妙で曖昧なことだらけです。そして、「育ちの良さ」が醸し出されるときの多くが、この微妙で曖昧な場面においてなのです。

にじみ出る「育ちの良さ」を手に入れるために本書を手に取っていただいたことで、「育ちの良さ」を手に入れたい!と思われた方へ。

私が一番大切にしていただきたいことをお伝えします。実は、私のスクールで、婚活でもお受験でもビジネスでも、成功、合格された方の共通点は素直さです。

できない理由や、やらない言い訳、「でも……」という言葉を一切もたず、すんなりと受け入れ、スッと実行に移す。実に素直な生徒さんたちが、人生を大きく好転されました。

これは私の講師人生において、女性も男性も、子どもも、大人も全く分け隔てのない事実です。まずは素直に実践してみることで、周りはもとより、あなた自身が幸せで心地よく、清らかな感覚になるのは間違いありません。

そんな感覚を、あなたもこれから日々味わえるとは、なんて素敵な人生なのでしょう!今日から、「育ち」の底上げを重ねることにより、あなたのステージはグングンアップし、次々とサプライズな経験ができるはず。

みなさまの劇的な変化を、私も心から応援、お祈り申し上げております。

「育ち」は変えていいのです。「育ち」は変えられるのです。

最後に、本書の発刊にご尽力くださいましたダイヤモンド社の長久様、編集の円谷様、制作中お支えいただいたプロダクション尾木の末武様、山﨑様、本書に関わってくださったすべてのみなさまに心からお礼をお伝えいたします。

諏内えみ

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