day1313日目自分をコンテンツ化する●年収アップできるのはコンテンツ意識がある人だけここまでは、整理することで時間が生まれ、今よりレベルアップして仕事ができるようになる方法を学んできました。これらがすべてできるようになった人は、さらに自力でお金を稼ぎ出すことができるレベルへと、ステップアップしていきましょう。会社に大きな利益を上げられる人、たとえ会社を離れても自分で事業を興したり、他社からヘッドハントされるような人材とは、総じてコンテンツ意識がある人です。コンテンツ意識とは、生活のすべてをコンテンツとして捉え、それらを常に蓄積して、いつでも使えるように、いつでも商品化できるように、意識していることを指します。今よりも年収をアップするためには、情報化社会において、コンテンツ意識は欠かせません。例えば、海外旅行に行って自分が楽しんだ、というだけではなく、海外でこんな面白いものを見た、という写真を撮っておき、独自視点の感想をブログにアップしておく。例えば、大行列の映画が公開されたとき、なぜそれがヒットしたのかを自分目線で書き綴っておく。例えば、オリンピックの選手村ができる場所を定点カメラで撮影しておき、ウェブ上から定期的に実況中継する。それがいつか、本の執筆依頼につながったり、新しいビジネスのタネとして企画化されたり、新商品開発のときに参考にしたりできるかもしれません。運良く成功者に会う機会を得たときに、面白い話題を提供でき、一目置かれるかもしれません。しかも、常にコンテンツが整理されていれば、それを使いたいときに取り出せ、思うように使いまわすことができます。意識を変えるだけで、自分が毎日接している何かが消費するだけのものではなく、有益な自分のコンテンツとして、生まれ変わります。そしてそれらは、蓄積されていくことで、いずれ大きな力となるのです。●通勤時間に写真を撮るだけで人気サイトにコンテンツとして蓄積していくものは、具体的には8日目で学んだ「ネタとなるもの」ですが、8日目のレッスンではとにかくデータとしてストックしておくことをお伝えしました。しかし、稼げる人というのはそこから一歩進んで、ストックしているネタを何らかの形で、自分で発信できる人です。ネタを発信すると言っても、有名人でもないし、毎日会社とうちの往復をしている程度でたいしたネタもないし……と尻込みしないでください。どんな些細なことでも、まずは継続してネタを集め続けるのです。今はブログやツイッター、フェイスブックなど、個人が発信するツールはいくらでもあるので、その気になれば誰でも全世界に情報を発信できます。ただ、それらを継続してやり続けている人は少ないものです。ときどきイベントがあると写真をアップしたり、人と会食したときの写真を仲間内で見せ合ったりする程度が大半でしょう。しかし、自分だけの視点を持ち、毎日どんな些細なことでも当たり前にせずに「ちょっと待てよ。それって違うんじゃないの?」と問題提起し続ければ、やがてそれが貴重なコンテンツとして日の目を見るのです。ある人が毎日通勤の電車からディズニーランドの駐車場が見えるので、それを写真に撮って、日々Yahoo!掲示板にアップしていました。通勤時間にパッと写真を撮るだけ。ほとんど手間もかからず、特別どこにも行かずにためていったコンテンツです。けれども、1年を通して同じ時間帯のディズニーランドの駐車場の混雑状況がわかる貴重なデータとして、大人気になりました。これにより、年間を通じて混雑する日や曜日が明らかになったからです。自分にとっては当たり前と思っているようなコンテンツも、蓄積していけば、人が喜んで欲しがるような情報になりうるのです。●コンテンツ発信を続けることでチャンスが望める
このように、コンテンツになるものはどこにでも転がっています。ただ、今までと同じ意識で過ごしていては、どんなにいいネタがあっても気がつきません。それが、自分がコンテンツを発信しよう、と意識するだけで、あちこちにネタが転がっているのに気づけるようになるのです。どこかに食事に行けば、「○○店のランチメニューの××は美味しかった。住所は△△……」とデータ化し、写真をアップ。本を読めば、逐一感想をアップ。毎週末映画を観るのが趣味なら、「○○映画館で□□という映画を観た。評価は5段階の4」といったレビューを毎週アップしましょう。難しい批評をしたり、長く書くわけではないので、この程度なら誰でも数分で記録できるでしょう。それらが少ないうちはただのメモでしかないかもしれませんが、100、200、1000個もたまってくると、だんだんデータとして価値が生まれてきます。一人ではデータはたまらないかもしれませんが、他の人もあなたのサイトにアップできるような掲示板機能をつけてあげれば、加速度的にあなたのサイトのコンテンツはふくれあがっていきます。自分でコンテンツ化するという意識と、他人にコンテンツを集めさせるという意識、両方持っておいてください。ポイントは毎日、繰り返し継続し続けることです。あなたが先導しなければ、他の誰かが勝手にコンテンツを増やしてくれるはずはないからです。しかし、わざわざそのための時間を取る必要はありません。通勤時間などに、数分程度の手間でかまいません。継続することで、ネタがコンテンツとして評価される価値になります。そうなると、ある日何かの拍子に声がかかって、思わぬチャンスが生まれるかもしれません。ディズニーランドの混雑状況がわかるサイトは、ディズニーランドに行きたい人にとって、有用です。だからアクセスが増えます。ウェブ上でアクセスを集められるということは、有用なコンテンツを提供している証であり、そのアクセスはウェブ広告を使ってお金に換えることができるのです。自分なりの趣味のレビューを続けていたら、その道のプロとしてネットで評価され、その世界の著名人に会う機会が出てくることもあるでしょう。それが次の道を開くチャンスになります。人気サイトひとつだけで、年収1000万円稼ぐ人もいます。そんなバカなと思って、今まで通り何もしなかったら、それで終わりです。コツコツと継続してネタをため続け、コンテンツとして発信している人だけが、何かの機会にチャンスをつかむ可能性があるのですから。●他人を喜ばせられるのは独自視点の情報だけ自分がコンテンツを発信するとき、継続することと同じくらい大事なことがほかにもあります。それは、他人が喜ぶ情報として、いかに見極めるかです。どこかの駐車場を撮り続けていても、それが他の人たちに関係がなければ、誰にも喜ばれることのない情報で終わってしまいます。多くの人が関心のあるディズニーランドという場所の駐車場であるからこそ、その情報に人々が価値を感じるのです。今はフェイスブックなどのSNSで、誰もが他人の関心を引こう、「いいね!」を押してもらおうとやっきになっていますが、コンテンツ化するためには単純にその場だけ喜ばせればいいわけではありません。例えば、フェイスブックで美人の写真をアップすれば、それだけで「いいね!」がたくさんつきますが、それは一時の快楽的情報であり、写真は見てもらえるかもしれませんが、投稿記事は読んでもらえません。本当に価値が出る、他人を喜ばせる情報とは、その先も知りたい、と思ってもらえるコンテンツなのです。そこで大事なのは、自分ならではの独自の視点です。どこかのニュースを引っ張ってきて、一時的にアクセスが呼べたとしても、それは誰が提供しても同じ、あなたでなくてもいい情報です。この人の考え方面白いな、人と違うなと思ってもらえるような情報発信を続けるからこそ、コンテンツ化できるのです。人がお金を払っても得たいと思う貴重な情報は、他に変えようのない1次情報だけです。すでに誰かが発信している2次情報をいくら集めても、その他大勢の消費者にすぎません。2次情報は自分の視点で組み替えて発言してください。成功者がメルマガを出して売れるのは、その人が感じた1次情報を発信しているから。自分だけの1次情報から、他人が喜ぶ2次情報を生み出せるのが成功者です。あなたも、2次情報をただ享受するだけの人から、自分だけの1次情報を発信していく側に意識を変えていきましょう。●誰でも今日からできるランチ情報発信
それでは、実際に自分が今日からコンテンツを発信するとして、具体的にはどうすればいいでしょうか。文章を書くのが好きな人ならブログがいいですが、毎日長い文章を書くのが苦になるようなら、フェイスブックやツイッターに投稿するだけでもOKです。生活のすべてでネタを集めていれば、さまざまなことを発信したくなりますが、ここで大事なのは、コンテンツ化というのは何かひとつの絞ったテーマを決めなくてはならないということです。とにかくこれから役に立つかもしれないことを集めているうちはネタですが、テーマを決めて発信するようになった時点で、それがコンテンツ化するのです。自分には特に追いかけているテーマはないなあ、趣味の時間も今はあまり持てないし……という人でも、とりあえず今日から始められることとして、例えば職場のそばのランチ情報はいかがでしょうか。ランチ情報と言っても、毎日ランチを食べに行くときに、そのデータをアップするだけです。どうせ何もしなくてもランチを食べに行くのですから、わざわざ時間を取ることもないですし、ランチだったらどんなに趣味がない人でも食べには行きます。アップする情報も難しい感想を書く必要はありません。ただ食べて美味しかったかどうか、値段がいくらだったか、店の名前と場所はどこか、そして料理があるので、必ず写真もアップできます。それだけを毎日毎日続けて、コンテンツ化の練習をしてみてください。そうしているうちに、自分の職場のそばのだいたいのお店のランチ情報がまとまっていきます。もし、職場が丸の内にあるとしたら「丸の内ランチ情報」、秋葉原にあるとしたら「秋葉原ランチ情報」の出来上がりです。ランチは誰もが食べに行くので、その界隈のビジネスマンにとっては喜ばれる情報です。
別に全国各地の名店を食べ歩きしなくても、高名な料理評論家でなくても、実際にその場で毎日食事している人の生の感想と最新のデータこそが、必要な人にとっては大きな価値になります。それが1年、3年とたまってくれば、その界隈のランチ情報コンテンツの発信者として一目置かれ、ビジネスマンや周辺の飲食店から声がかかるようになっても不思議ではありません。ここに更に、500円以下の、とか、500㎉以下の、のような条件をつければ完璧なコンテ
ンツとなりますが、最初は難しいことを考えず、とにかく続ける習慣と、コンテンツ意識だけを身につけていきましょう。●ネタ集めはマーケティング視点でここでは誰もが簡単に作れるコンテンツとしてランチ情報を発信することを紹介しましたが、このように最初は気張らず、毎日接していて人が喜ぶようなことからコンテンツ化のテーマを見つけてみるといいでしょう。さらに、いつコンテンツ化するかわからない、ネタとなるものを定期的に記録し続ける習慣は続けてください。そのときのポイントとしては、自分が興味があるものは自分なりの考えを記録すればいいですが、たとえ自分が興味がなくても、世間で売れているもの、もしくは売れていないものに着目するといいでしょう。これは、マーケティングの視点を持つ訓練になります。売れているもの、もしくは売れていないものは、その原因を考えることで、ものを売って利益を上げるためのネタとして役に立つからです。例えば、帰りの通勤電車で疲れたからパズドラのゲームをやっていこう、というのは単なる消費者(ユーザー)にすぎませんが、パズドラがなぜこんなに流行っているんだろうという視点でやってみる、というのはネタの収集という点でアリです。データとして、これまでに何万ダウンロードされ、ユーザー層は○歳代が多い、利益を上げている理由は有料のアイテム課金による、といったことは調べれば出てくるので、数字や事実だけGoogleのスプレッドシートに記載しておきます。大事なのは、そこから先の自分の体験です。「」、、。、、、。。●売れているものは自分で体験してこそネタになるパズドラがなぜこんなに流行っているのか、その理由はすでにいくつも報道されていますが、自分がやってみて感じたことこそ、コンテンツとして価値を生みます。確かに報道されている通り、最初は無料でできるけれど、そのうち体力を回復するのに使う魔法石が欲しくなる。無料でも魔法石はもらえるけれど、苦労してゲットしたレアモンスターをゲームオーバーで諦めるのが惜しかった時に、たった85円で追加の魔法石がもらえるとなると、つい購入してしまう──。そういった細かい実際の体験から、もし「売れている要因は、85円の魔法石を出すタイミングにある」と気づいたとしたら、それは大きな価値となるネタになります。しかも、記録し続けることで、自分の体験した1次情報となる数字や感想が残っているので、○日目までは無料の魔法石だけで遊んでいた、×日目についに85円の魔法石を購入、そのときに購入した理由は何だったのか?→値段が絶妙だったから、といった理由の根拠となる詳細なデータを持っています。これがあれば、仕事で販促用にゲームアプリを作ろうといった際に、パズドラみたいにゲームオーバーになる絶妙なタイミングでアイテムを出すと受けるはず、といった提案が自信を持ってできるのです。ネットの受け売りで企画を提案するのは誰でもできますが、自分が体験したネタは他に代えられないので強い力を持ちます。人が言っていることはその人の主観が必ず入るので、信じられるかどうかわかりませんが、自分が実際にやったことは紛れもなく信じられる本当のネタだからです。こうした自分だけのネタを定期的に記録し続けることで、確実にあなたは成功者の考え方に近くなっていきます。自分独自の考えを持ち、世の中の物事を捉えられるようになってきたら、自分ならではのコンテンツを発信するのもそれほど難しいことではありません。それまではとにかく、日々コツコツと、独自のネタを集めることを続けていきましょう。それでは、ここまでで13日目のレッスンは終了です。情報を整理する目的がコンテンツ化することだと意識すれば、どんどん頭の中が整理されていきます。明日はいよいよ、成功者になるためには必須の、お金についてのレッスンです。
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