なぜか 「応援される人 」の習慣藤崎ひろみ
はじめにまず 、この本を手にとってくださったあなたに 、 「私を応援してくださってありがとうございます 」と申し上げたいと思います 。 「え ?応援なんかしたっけ ? 」と思われるかもしれませんね 。私は 、人を元氣にしてくれる行為はすべて 「応援 」だと考えています (ここで 「元気 」の 「気 」を 「氣 」という文字にしているのには意味があります 。これについては第 3章の第四条で詳しくお話しします ) 。この本を手にとったきっかけは 、タイトルだったり 、表紙のデザインだったり 、人それぞれだと思いますが 、期待なり共感なり 、何かを感じたからこそ 、あなたはこの本を手にとってくださったのでしょう 。そのこと自体が私はとても嬉しくて 、元氣のメ ータ ーがピンっと上がった氣がするのです 。 「応援 」は 、人を元氣にするだけではありません 。 「応援 」は 、その人が本来もっている力よりも 、もっと大きな力を引き出す可能性を秘めています 。それを 、私は 「応援力 」と呼んでいます 。私は 、あるきっかけから 、人を輝かせる 「応援の力 」に氣づき 、 「応援 」をもっと世の中に広めて 、みんなを元氣にしたい !と思うようになりました 。そのきっかけとはこういうことです 。私は 、長く社員教育や 、管理職研修などの仕事に携わってきました 。関わった人は八〇〇〇人くらいにのぼるでしょうか 。研修では 、明確なビジョンをもち 、目標を達成するスキルを学びます 。研修の場では 、決して他人を否定しない 。その人の存在をまるごと承認することがル ールです 。絶対に否定されないという安心感の中にいるからこそ 、人は自分らしさを出すことができ 、自分の奥底に隠れていた本来の力を発揮することができます 。研修によって 、元氣を失っていた人も 、見違えるように元氣になって 、仕事でも成果を上げるように変わっていく姿をたくさん目の当たりにしました 。そして 、その面白さにのめり込んでいきました 。企業の人だけでなく 、個人にもその活動を広げたいと思い 、有志たちと 「ヴィクトリ ー ・プロジェクト (以下 Vプロ ) 」というセミナ ーを二〇〇八年からスタ ートしました 。 Vプロは 、夢をかなえるためのプロジェクトです 。少人数のグル ープで 、自分のヴィジョンや目標を発表しあいます 。起業したいという人もいれば 、英語が話せるようになりたいとかダイエットをしたいとか 、部屋を片づけたいなどなど 、夢は人それぞれ 。どんな夢でもかまいません 。みんなの前で 「いついつまでにこれをやりたい 」と 、自分の目標を発表し 、その夢や目標に向かって自分は何をしたかを 、月一回のワ ークショップで発表しあい 、承認しあいます 。できなかったことを 、 「どうしてできなかったの ? 」と責めることはしません 。わずかでもできたことを見つけて 、 「がんばったね 」 「すごいね 」と承認しあうのです 。何もできなかったらできなかったで 、それも O K 。まだ機が熟していないのかもしれないし 、それは本当にしたいことではなかったのかもしれない 。行動したからこそわかることがあり 、現実をありのままに受け入れ 、プロセスから氣づきを得るのが基本です 。これを約半年間 、全五回繰り返すだけなのですが 、多くの人が夢をかなえて卒業していきました 。そして 、あるとき 、参加者の一人がこう言ったのです 。 「応援ってすごいよね 」と 。 Vプロの参加者はみんな 、明確な目標をもち 、目標に向かって一所懸命行動しています 。その姿を見ていると 、 「すごいね 」 「がんばったね 」という承認や励ましの言葉がおのずと出てきます 。 「自分がこの一カ月取り組んだことを聴いてくれる人がいる 。励ましてくれる人がいる 。だからあきらめずに続けられた 。夢がかなえられたのは 、みんなの応援のおかげさまだ 」とその人は言いました 。 Vプロでは 、お互いに 「応援しよう 」ということをとくに強制していたわけでないのですが 、参加者たちがしていたことはまさに 「応援 」だったのです 。 「ワン ・フォ ー ・オ ール 、オ ール ・フォ ー ・ワン (一人はみんなのために 、みんなは一人のために ) 」が行動として表れたとき 、もっとも人をパワフルにします 。ある経営者は 、 「応援の力 」を自分の会社で試してみました 。すると 、後の章で詳しく述べますが 、社員たちが互いに相手のよさを見つけ 、肯定的な行動習慣を身につけることで 、社内の人間関係がどんどんよくなって 、業績にもよい影響を与えたという事例が出てきたのです 。応援の素晴らしいところは 、応援される人はもちろん 、応援する人をも元氣にしてしまうことです 。互いに応援しあう関係ができると 、自分のことのように相手を思いやり 、主体的になります 。その人だけでなく 、チ ーム全体にも活力がみなぎってきます 。この会社の事例は 、まさにそのことを証明してくれるものでした 。あなたにもぜひ 、人に元氣と喜びを与える応援の魅力に目覚めてほしいと思います 。あなたの応援が 、人の人生を変えるかもしれません !
人を応援することで 、あなたも元氣になり 、人から応援される人になります 。すると 、あなたが今までかなえたくてもかなわなかった夢や目標に 、思っていたよりもうんと短い時間で手が届くかもしれません 。そう 、応援の力が奇跡を起こすのです 。二〇一三年五月藤崎ひろみ
なぜか 「応援される人 」の習慣目次はじめに第 1章 ◆あなたを変える 「応援 」の力人をプラスの氣持ちにすることは 、すべて応援何の見返りも求めない 、素直な氣持ちが応援の本質応援は人の心を美しくする応援すればするほど人生が豊かになる応援の善循環が生まれる不可能を可能にする応援の力応援で夢をかなえた人たち夢をかなえる応援マジック新たな可能性の扉を開いてくれた夢を実現させてくれた応援してくれる人の存在すべてがよい方向に回り始める ◆田んぼでコンサ ート ! ◆二年で T O E I C九〇〇点超 ◆社員みんなが働くことを楽しめる会社に大変身第 2章 ◆なぜか応援される人の共通点いるだけで人に元氣を与える自分の時間や才能を惜しみなく人のために遣う請求書つきの応援はしない目標に向かって嬉々として取り組んでいるがんばりすぎず 、好きなことだけやっている失敗してもいちいち動じないありのままの自分に O Kが出せている他人と比較して自分を嘆かない自分の美点に氣づいているものごとのよい面に光を当てる人の長所を見つけ 、声に出して伝える人の一面だけを見て判断しない他人の成功を素直に喜べるいいことがあったら他人とシェアする 「応援させてもらう 」という謙虚さを忘れない素直に人に甘えることができる他人に花をもたせることができる応援される人は応援する人
第 3章 ◆応援される人になるための十二カ条あなたの思考習慣をチェックしよう好ましくない思考習慣第一条揺るぎのない目標をもつ目標があると日常生活が楽しくなる仕事を楽しめるかどうかはあなたしだい仕事が楽しくなる工夫を凝らす自分の幹と根っこを知る第二条人生の主人公意識をもつ人だよりの思考法をやめる第三条ヴィジョンと方法を明確にするヴィジョン達成には手段が必要目的と手段を間違えないあきらめなければ必ず夢はかなう第四条明るい言動を心がける意識的に前向きな言葉を遣う言葉には人生を変える力があると知る 「忙しい 」 「疲れた 」だけでもやめる第五条陽転思考をもつ同じことでも肯定的に思う人 、否定的に思う人悪い状況を変えることを楽しむよいも悪いも考え方しだい第六条人間大好きになる 「自分だけよし 」の姿勢をやめる人を好きになるための四つのポイント私利私欲はだれにでもあると認める改善点はだれにでもあると認める意見 ・主義 ・主張は人によって異なる美点凝視だれにでも必ず美点はあると思えば人の見方が変わる第七条失敗から教訓を得るすべてがトライアル 。失敗はない !ピンチは飛躍のチャンス第八条両面思考をもつどんなことにもよい面 ・悪い面がある第九条不確定なことにまどわされない自分で自分のストレスをつくっていませんか ?確かなのは死ぬことと変わること 「裏切られた 」ではなく 「氣持ちが変わっただけ 」と思う今日という日は二度とないと知る第十条コントロ ールできること 、できないことを分ける
悲劇の妄想はやめる境界線をもつと楽になる第十一条ものごとをシンプルに考える行動とは 、口か手か足を動かすだけシンプルに考えれば不安がなくなる 「できない 」ではなく 「やるためにどうするか 」と考える第十二条人の話を聴ける人になる “ただ聴く ”ことはパワフルな応援いっさいの意見をさしはさまずひたすら聴く対等な立場で聴く第 4章 ◆応援体質に変わるための小さな習慣 【アウトプット編 】外に向けて行動しよう朝の元氣なあいさつは金 ~一日の始まりは 、笑顔 +元氣なあいさつ +プラスになるひとことから一日三人以上をほめる ~人の心の奥底にある本当のニ ーズを満たすありがとうを多用する ~ 「ありがとう 」は最強の応援ワ ード何かできることはありますか ?を口癖にする ~ 「自分からする 」姿勢があなたの人生を充実させる誕生日には 「ありがとうメッセ ージ 」を ~出会いとご縁に感謝する誘われたイベントに参加する ~ 「わざわざ出向く 」ことは 、何よりの応援旅先から絵はがきを送る ~たった一枚の絵はがきが人を元氣一〇〇倍にする !コンビニで寄付をする ~小さな社会貢献があなたに自信を与えてくれるお金を払うときは喜んで ! ~あなたの払ったお金がだれかを幸せにすると考える !二十分間ひたすら相手の話を聴く ~否定せずただ聴くことは何よりの応援 【リセット編 】自分を整えるありのままの自分に還ろう ~一日に一度は自分をリセットする自分と向き合う時間をもつ ~一日に一回は 、なりたい自分像を思い浮かべる !寝る前に今日あったいいことを思い出す ~いいことに感謝して眠りにつく ! 「ねばならない 」と思っていることを紙に書き出す ~本当に大事なことは何かを見直そう毎朝の掃除を習慣にする ~部屋を磨くことは心を磨くこと地球に触れる
~地球に生かされていることに感謝しよう子どもの頃の自分を思い出す ~ありのままの自分を思い出すことは自分を元氣づけてくれるおわりに ◎装丁 : b o o k w a l l ◎企画協力 :有限会社イ ー ・プランニング ◎編集協力 :石井栄子
第 1章あなたを変える 「応援 」の力
●人をプラスの氣持ちにすることは 、すべて応援あなたにはだれか応援している人がいますか ?好きなミュ ージシャンのライブコンサ ートに行ったり 、ファンクラブに入ったり 、野球やサッカ ーの試合で好きなチ ームに声援を送ったり 、好きなタレントやスポ ーツ選手のグッズを買ったり 、理念や活動に共感できる団体に寄付をしたり 、という経験はだれでも一度くらいはあるのではないでしょうか 。あなたはそれが応援だと意識してはいないかもしれませんが 、その行為はまさに 「応援 」です 。 「がんばって ! 」 「応援しています ! 」 「きっと成功しますよ ! 」そんなふうに 、人を元氣づける言葉をかけることも応援です 。人と笑顔で接すること人のよいところを見つけてほめること人ががんばっている行為に対して 「すごいね 」と承認することこれもりっぱな応援です 。そう 、人をプラスの氣持ちにすることであれば 、それはすべて応援なのです 。 ●何の見返りも求めない 、素直な氣持ちが応援の本質好きなア ーティストや 、スポ ーツ選手 、身近にいる大好きな人たちを応援しているとき 、 「どうして応援するのですか ? 」とたずねられたら 、あなたは何と答えますか ? 「どうしてって … … 、好きだから 」としか答えようがない人が多いのではないかと思います 。ただそうしたいから応援する 。そこには何の邪氣もないし 、見返りも求めていない 。それが応援の本質です 。 「これをしてあげたら 、その代わりに何かしてくれるのではないか 」 「自分の立場がよくなるのではないか 」そのような下心のある応援を 、私は 「請求書つきの応援 」と呼んでいます 。 「応援 」と名がついてはいるものの 、それは本物の応援ではありません 。偽物の応援は 、相手にも不思議とわかってしまうものです 。また 、後で詳しく述べますが 、本物の応援がもつパワ ーも発揮できないものなのです 。 ●応援は人の心を美しくする何の見返りもないのに 、人はなぜ 、応援をするのでしょう 。 「応援するよりも応援されたい 」と思う人もいるかもしれませんね 。でも 、ちょっと考えてみてください 。大好きな人に声援を送るときって 、なんだかとてもわくわくしませんか ?こちらが笑顔を向けたら 、相手も笑顔を返してくれる 。だれかがしたことに対して 「それいいね 」 「さすがね 」と声をかけたら相手が喜んでくれる 。ただそれだけのことで 、こちらも嬉しくて 、心が満たされたりしますよね 。人は 、だれでもあたたかい心や優しい心をもっています 。もし目の前で人が倒れたら 、駆け寄って 「大丈夫ですか ? 」と声をかけたり手助けしようとしたりしますよね 。それが本来のあなたの姿です 。人が一番美しく魅力的に見えるのは 、他人のために尽くしているとき 。何の見返りも求めずだれかを応援するということは 、私たちが本来もっている 、美しい面を出しあうということなのです 。だから 、人を応援すればするほど 、あなたの心は満ち足りて美しくなっていきます 。
毎日 、心が平和でいい氣持ちに満たされていれば 、職場でも人の氣持ちを思いやる余裕ができ 、風通しがよくなり 、人間関係がうまく回るようになります 。お互いにサポ ートしあうようになり 、自然と仕事もうまく回るようになります 。 ●応援すればするほど人生が豊かになる多くの人は 、 「応援するよりは 、応援してもらいたい 」とか 、 「自分はこんなにがんばっているのだから 、応援してほしい 」と思いがちです 。でも 、他人を応援しない人は応援されないものです 。 「そんなことを言っても 、自分のことでいっぱいいっぱい 。人を応援する余裕なんてないわ 」と思う方もいるかもしれませんね 。でも 、だからこそ 、ちょっとでも人を元氣にすること 、笑顔にすることにトライしてみてほしいのです 。よいことをしたら 、よいことをされた人も嬉しいし 、したほうも嬉しくなるものです 。人を応援するということは 、決して 「人の応援ばっかりで自分のためにならない 」のではなく 、他人も自分もいい氣持ちにさせる魔法の行為なのです 。 ●応援の善循環が生まれる 「はじめに 」でも述べた Vプロに参加していた Aさんは 、職場の人間関係がうまくいかず 、夜眠れなくなり 、心療内科に通っていました 。が 、一向によくならず 、そんな自分をなんとかしたいと思っていました 。 Aさんは 、 Vプロに通うようになり 、だれにも批判されることなく自分の話を聴いてもらって 、ほかのメンバ ーから 「よくがんばったね 」 「大丈夫よ 」と毎回承認されるうちに 、少しずつ元氣を取り戻していきました 。三カ月後には通院しなくてもよくなるほどに回復しました 。今では後輩の話に耳を傾け 、心を軽くすることに貢献しています 。 Aさんだけではありません 。同じく職場でうまくいかなくて 、鬱々と過ごしていた Bさんも元氣を取り戻し 、それまでは自分のことばかりで精一杯だったのに 、 「自分も人を応援する側になりたい 」と考えるようになりました 。今は 、カウンセリングの勉強を始めています 。だれかから与えられることが多かった人が 、いつの間にか応援する側の人になっている 。応援が応援を呼ぶとでもいいましょうか 、自分がだれかに応援されたことで 、 「人の役に立ちたい 」という氣持ちが呼び覚まされ 、ほかのだれかを応援する 。そんな 「応援の善循環 」が生まれていくのです 。 ●不可能を可能にする応援の力周囲からの邪氣のない応援は 、こんなこと絶対無理 、と思うような大それた夢をかなえてしまう大きなパワ ーももっています 。たとえばサッカ ーの試合でも 、アウェイで戦うよりもホ ームで戦うほうが大きな力を出せて 、弱小チ ームが強豪チ ームに勝ってしまうというようなことって 、しばしば起こりますよね 。ホ ームの試合では 、アウェイのときよりも大勢の地元ファンが駆けつけて声援を送ってくれるから 、それが選手たちに本来以上の力を出させてしまうのに違いありません 。私は 、現在 、全国各地で講演の仕事をしておりますが 、もともとは人前で話すことが大の苦手でした 。でも 、恩師の清水英雄先生をはじめ 、 「笑顔が最高だね 」 「やる氣になるよ 」 「この仕事に向いているね 」と私を励まし 、応援してくれた人たちのおかげさまで 、この仕事が天職になりました 。 「人の可能性は無限大 」 「人生は自分で変えることができる 」と実感し 、自分の体験をほかの人にも分けてあげたい 、人を応援したいという思いが 、さらに私を強くしました 。好きなときに好きな場所で好きな人と好きな仕事を好きなだけしている 。こんな望みがかなっているのが 、今の私です 。応援は不可能を可能にするパワ ーの源 。自分でも氣づかない才能や力を引き出してくれます 。 ●応援で夢をかなえた人たちここで 、少し事例をご紹介しましょう 。 Vプロにはこれまで 、のべ一五〇人以上の人が参加し 、それぞれの夢をかなえていきました 。全五回 、六カ月間のプロジェクトですが 、リピ ート参加も多く 、その後も複数の夢を次々とかなえている人もいます 。スタッフをふくめて 、みなさんがどんな夢をかなえたのか 、ざっとあげてみましょうか 。プロのバイオリニストデビュ ー 。自主公演は満員御礼の大成功 ! (二十代女性 )著書がベストセラ ーになり 、売れっ子のエッセイストとして活躍 ! (三十代女性 )残業なしで五カ月間に売上一億円達成 ! (二十代女性 )
一三キロのダイエットでメタボ解消できた ! (一期ごとに四キロ減 、五十代男性 )祖父の誕生日に創作絵本をプレゼント ! (二十代女性 )田舎で農業応援コンサ ートを実現し 、三〇〇人以上を動員 ! (四十代夫婦 )英語をマスタ ーし 、字幕なしで映画を見られるようになった ! (三十代女性 )子育て後にライブ活動を再開し 、定期的に夫婦でコンサ ート活動 ! (四十代夫婦 )仕事で目標を達成し 、好きなことで起業できた ! (二十代女性 )長年片づけられなかった部屋をやっと断捨離できた ! (三十代女性 )月一〇〇冊の読書を達成できた ! (二十代女性 )大人向けの短編童話を一〇本書けた ! (二十代女性 )念願のオ ーストラリア移住を実現できた ! (四十代夫婦 )レンタルスペ ースの事業を始め 、主催イベントが毎回大盛況 ! (五十代男性 )付き合っていた人と結婚にこぎつけることができた ! (二十代女性 )などなど 。なぜそんなことが可能なのか 。それは 、応援力のおかげさまとしかいいようがありません 。 ●夢をかなえる応援マジック Vプロでは最初に 、目標の立て方を学び 、 「 ○ ○になりたい 」 「 ○したい 」など 、自分なりの目標を設定します 。そして 、月一回のワ ークショップでは 、前半に 、目標に近づくためのノウハウを学び 、後半のセッションで 、この一カ月で自分が目標に向かって行動したことを発表します 。参加者はお互いの言葉に耳を傾け 、話をさえぎることなく 、他人と比較したり 、揶揄したりせずにひたすら聴きます 。異なった考えや新しい考えも 、否定することなく歓迎するのがル ールです 。できなかったことは責めずに 、できたことを認め 、その人のあり方にプラスの言葉をかけます 。この安心 ・安全の場づくり 、信頼関係づくりが肝となります 。何を言っても否定されない 、笑われない 、安心 ・安全な場にいることで 、飾らない自分を出すことができます 。そして 、話しているうちに 、頭の中のもやもやや 、悩みがすっきりして 、何をするべきかが見えてきます 。こうして半年後には参加者みんなが 、夢に一歩近づいたり 、実際に夢をかなえたり 、他人との比較や見栄からではなく本当に自分のやりたいことを見つけたりと 、何らかの変化を遂げて元氣に巣立っていくのです 。 ●新たな可能性の扉を開いてくれた四十代の専業主婦の Yさんは 、子育てが一段落して 、学生時代以来しばらく遠ざかっていた音楽活動を再開しました 。 「勇氣をふりしぼらなければとてもできないような 、久しぶりのコンサ ートのお話を受け 、自信がなくなったり 、尻込みしたくなったりしながらも 、なんとか新しい一歩を踏み出せたのは 、仲間の応援の力のおかげさまでした 。そして 、だんだんと 『自分にはきっとできるはず 』と 、自分を信じることができるようになっていきました 」という Yさんは 、ご主人とユニットを組み 、定期的にライブを開催しています 。毎回多くの知人 ・友人 、仲間たちが集まってくれて 、大盛況です 。最初は 、こちらがみんなを元氣にするつもりで演奏していた Yさん 、いつしか 、 「元氣になったよ 」 「氣持ちが楽になった 」 「すごく歌詞に共感した 、涙が出てきた 」というみんなの声から 、逆に元氣をもらっていることに氣づきました 。みんなの応援に背中を押され 、演奏活動だけでなく 、作詞 ・作曲活動や絵本の朗読 、被災地でのボランティアなど 、活動の幅を広げるようになりました 。ヴォ ーカルの技術も 、 「まるでプロ 」と絶賛されるくらいに向上していきました 。 「まずは自分の近くにいる人を元氣にしたい 。一人ひとりが素晴らしい存在であることを伝えたい 。そして自分がもらった応援の力を今度はだれかに贈りたい 。そして 、その人もまただれかに … …というあたたかな応援の連鎖ができたら 、みんなのもっている力がますます発揮できる素晴らしい世界になっていく 、と確信するようになりました 」と 、 Yさんは応援の力に驚いています 。応援の素晴らしさをテ ーマにした曲を作曲したほどです 。 ●夢を実現させてくれた応援してくれる人の存在昨年 、念願のカフェをオ ープンすることが決まった Zさんは 、もう二十年以上も前から 、 「いつかはカフェをやりたいなあ 」と思っていました 。 Vプロには三年前から参加していましたが 、次々と夢をかなえて卒業する人を横目で見ながら 、 Zさん自身は 、月一回のワ ークショップのときも 、とくに発表
することがないまま日々が過ぎていきました 。でも 、だれも非難する人はいません 。人それぞれのペ ースやプロセスがありますし 、 Vプロではそれを尊重するのがル ールだからです 。けれども 、 「 Zさんの夢はカフェをつくること 」ということはメンバ ーみんなが知っていますから 、 「こんな情報があるよ 」 「こんな人がいるよ 」と 、何かあればそれとなく情報だけは提供してくれていました 。すると 、あるときになって突然 、機が熟したとでもいうのでしょうか 、ばたばたと協力者が集まったり 、 Zさんの店舗イメ ージにぴったりの物件が見つかったりして 、あれよあれよという間にカフェの話が実現に向かって動き出したのです 。もし 、 Zさんが 、自分の夢についてだれにも話さずにいたら 、この夢は実現しなかったでしょうし 、途中で 、 「口ばっかりで何もしていないじゃない 」などと非難する人がいたら 、 Zさんはあきらめてしまったかもしれません 。でも 、ただ同じ場に集まり 、話を聴いて 、応援し続ける人がいてくれたからこそ実現できたのです 。 ●すべてがよい方向に回り始める 「こうなりたい 」と 、一人で心の中で思っているだけでは何年もかかったり 、 「どうせ無理かも 」と自信をなくして途中で挫折するかもしれません 。でも 、みんなの前で夢を公表し 、それをみんなが真剣に受け止め 、応援することで 、くじけそうになってもがんばれるのです 。また 、みんなに公表することによって 、夢をかなえるために必要な情報や人を紹介してもらえるようになることも 、実現へのスピ ードを加速させます 。それに 、これは本当に不思議なことだと思うのですが 、そうやって応援の輪が広がると 、すべての状況がよいほうに回り出し 、最初は 、絶対無理でしょう 、と思っていたような大それた夢もんなりかなってしまったりするのです 。 ◆田んぼでコンサ ート ! 「田んぼでコンサ ートをしたい ! 」という夢 (妄想 ? )を実現した Sさん夫妻は 、旅行で長野県を訪れたとき 、目の前に広がる田んぼを眺めながら 「ここでジャズのコンサ ートができたらいいね 」と話し合いました 。そのときは 「いつかできればいいな 」くらいの軽い思いつきだったのですが 、その後 、 Vプロでの 「三カ月後に死ぬとしたら何をしたいか 」ということを書き出すワ ークをしたときに 、 「そうだ 、今やっちゃおう ! 」と思いました 。とはいえ 、 Sさんにはイベント開催の知識もなければ 、ミュ ージシャンの知り合いもいません 。じゃあ 、架空のイベントでもいいから 、チラシだけでもつくっちゃおう 、と 、日程や場所を決め 、それらしい写真も入れて 、あたかも本当のチラシのようなものをつくり 、次のワ ークショップにもってきました 。メンバ ーたちから 「面白そうだね 」と応援され 、 「この人に訊いてみれば 」と情報を提供してもらううち 、 Sさんもなんだか本当にできそうな氣になってきました 。そして 、かねてから思っていた 「いつか都会の消費者と農家を結ぶ N P Oをつくる 」という夢も 、今やってしまおうと 、実際に N P Oを立ち上げ 、その N P O主催イベントとして 、コンサ ートをやることを決めてしまったのです 。実施までには 、お金 、会場設営 、お客さまをどうやって集めるのか 、都会からくるお客さまの交通手段はどうするのか 、などなど問題は山積み 。でも 、 Sさんの活動を面白がって応援してくれる人の輪が広がり 、自治体が後援してくれることが決まったり 、会場設営に必要な道具は地元の N P Oが貸してくれたりと 、一つひとつ問題は解決していきました 。そして 、コンサ ート当日には 、都市近郊から Vプロのメンバ ーもふくめた一二〇名 、地元からは二〇〇をこえるお客さまが来場し 、コンサ ートは大成功 。一泊二日の企画で 、夜は星空を見ながらのバ ーベキュ ーで 、地元の農産物を都市の消費者に紹介するという目的も果たしたのです 。まったくの素人の Sさん夫妻がここまでやり遂げたのはまさに奇跡 。そして 、これも応援の力のなせるわざなのです 。 ◆二年で T O E I C九〇〇点超もう一つ 、応援を力に変えて実現した成功事例を紹介しましょう 。 Iさんの夢は 「英会話ができるようになること 」でした 。 Sさんに比べれば小さな夢だと思う人もいるかもしれません 。でも 、夢に大小はありません 。 Vプロでは 、 「他人と夢の大きさを比べることはありませんよ 」とお伝えしています 。人それぞれでいいのです 。さて 、 Iさん 、これまでプチ留学は何度かしたことがあるのですが 、 「そのわりにちっとも英語が話せない 」というのがコンプレックスでした 。でも 、 「 Vプロに参加した以上 、今度こそ絶対に英会話ができるようになりたい ! 」と 、 Iさんは決意しました 。後で詳しく述べますが 、他人はそんなふうに思っていないのに 、勝手な思い込みで 、自分で自分を苦しめていることって案外だれにでもあるものです 。 Iさん
もそうでした 。たとえば 、 Iさんは英会話教室に通っていたこともあるのですが 、 「留学経験があるのにその程度 ? 」と思われているような氣がして 、ついつい足が遠のいていったと言います 。また 、心のどこかで 、 「日本人は英語ができない 。私は英語と格闘している悲しい日本人 」と思い込んでいたそうです 。でも 、 Vプロで 、目標に近づくためのノウハウを学ぶうちに 、 「あれ ?これって勝手な思い込み ? 」と氣づきました 。そして 「まるで外国人のように流暢に英語を話している自分 」をイメ ージするようにしたのです 。 「日本人 =英語が苦手ということが 、たとえ 、何百人の日本人にあてはまっても 、私にはあてはまらない ! 」と氣持ちを切り替えると 、どんどん英語力は伸びていきました 。メンバ ーたちの応援にも支えられ 、最初は 「英会話ができること 」だった目標を 、 「 T O E I Cで九〇〇点以上を取る ! 」に上方修正し 、一年二カ月後に 、なんと本当に九〇〇点を突破したのです 。今では Iさんは 、英会話にまったく不自由することはなく 、字幕なしで映画や書物を楽しんでいます 。 「 Vプロ (応援 )マジックですね !一所懸命やれば 、みんなが応援してくれる 。応援してくれるからもっとがんばれる 」と Iさん 。まさにそれこそが 、この本でいいたいことなのです 。 ◆社員みんなが働くことを楽しめる会社に大変身最後に 、企業の事例をご紹介しましょう 。滋賀県の小都市にある 、社員数五〇名ほどの小林事務機株式会社 (事務機販売 )では 、 「ありがとう楽喜 (ラッキ ー )券 」というものを発行しています 。 「りがとう楽喜券 」とは 、社員やお客さまに 、何かしていただいた感謝の氣持ちや 、その人のいいところを見つけて 、それを楽喜券という小さなカ ードに書いて相手に渡す 、というものです 。たとえば 、 「 Hさんへ Yより昨日は P Cのことでたくさん教えていただきありがとうございます 。これも勉強 !と思って自信をもってお客さまにお勧めしていきます 。またいろいろ教えてください 」 「 Tさんへ Kよりいつも大量の納品書の起票と確認 、とりまとめ 、本当にありがとうございます !お手伝いができれば嬉しいです 。根氣のいるお仕事に感謝です ! 」などなど 。人を元氣にする行動はすべて応援です 。すでに述べたとおり 、人を元氣づける言葉がけも応援です 。 「ありがとう 」は 、人を元氣づける言葉の中でも最高にパワフルなものです 。だれかがしてくれた 、ささいな行為にも感謝して 「ありがとう 」と言葉に出して言う 。そのこと自体が 、相手を承認し 、勇氣づける応援になります 。この会社では 、 「ありがとう楽喜券 」を発行するようになってから 、社員たちの人間関係がとてもよくなり 、だれ一人やらされ感で仕事をする人がいなくなったといいます 。 「ありがとう 」の言葉のおかげさまで 、 「自分のしていることがだれかの役に立っている 」という自信が生まれ 、一見単調な仕事の中にも楽しみを見出せるようになった 、やりがいを感じながら働けるようになったということです 。この効果を実感した小林弘和社長は 、もっと 「ありがとう 」の輪を広げようと 「一年間でありがとう楽喜券一〇万枚を発行しよう ! 」と号令をかけました 。 「え ー 、一〇万枚 ! ? 」と私も驚いたのですが 、社員たちも面白がって取り組んで 、結局一年後には一〇万三〇〇〇枚もの 「ありがとう楽喜券 」が発行されました 。
これもまた 、応援の力によるものなのです 。
第 2章なぜか応援される人の共通点
私はこれまで 、社員研修や Vプロを通じてたくさんの人に出会い 、その人たちが夢をかなえていく姿を見てきました 。その経験を通じて 、確信していることがあります 。それは 、成功する人には必ず応援してくれる人たちがついていること 。応援されればされるほどその人はいきいきと輝きを増し 、最初よりも大きな力をつけてステップアップしていくということ 。そして 、そのような 「応援される人 」にはいくつかの共通点があることに氣づきました 。 ●いるだけで人に元氣を与える世の中には 、その人がそこにいるだけで 、まわりを明るくしてしまう 、この人といると楽しい 、そばにいたい 、と思わせる人がいるものです 。繰り返しになりますが 、 「応援する 」とは 、人をプラスの氣持ちにすること 。であれば 、いるだけで人を元氣にする人は 、すでに応援される素質十分です 。笑顔に満ちている人 、明るい人 、見るからに楽しそうな人 、いきいきしている人 、行動がキビキビしている人 、イヤなことを言わない人 、そういう人には 、人が集まってきますし 、明るいオ ーラが漂っています 。周囲に何かを 「与えている 」人です 。このようなことを言うと 「自分はそんなに人に好かれるタイプではない 」 「明るいキャラではない 」 、だから 「そういう人になるのは無理 」と思う人もいるかもしれません 。でも 、今 、明るくて人に元氣を与える人も 、最初からそういう人だったとは限りません 。 Fさんがまさにそうでした 。過去にいじめを受けていたことがあり 、人に対して恐怖心のほうが先に立ってしまい 、目立つことを避けるようになっていました 。喜怒哀楽の感情をできるだけ抑圧して 、人と距離をおいていたのです 。しかし 、研修での 「過去と他人は変えられない 」という言葉で 、自分がまだ過去にとらわれていて 、今を生きていないということに氣づきました 。友だちの笑顔がまぶしく見えて 、自分ももっと他人と打ち解けたい 、もっと今を楽しみたいという思いが強くなりました 。そこで自分が変わろうと 、他人に対して心を開くように行動を変えてみることにしました 。まず利害関係のない人たちから始めてみました 。過去にいじめられていたことを 、勇氣を出して話してみたら 、意外にだれでも何かしらトラウマをもっていることがわかりました 。表面的にはわからなくても 、みんなそれぞれに辛い過去があったんだ 。みんな笑顔の下に隠しながら自分の人生ドラマを生きている 。自分が明るく元氣でいることがだれかの解放のきっかけにつながるかもしれない 。それからは 、暗い顔をせず 、明るく今を楽しむようになったということです 。ずっと見守って支えてくれていた家族を安心させたいという思いも 、 Fさんを強く変えたのです 。急にガラッと性格を変えるのは難しくても 、明るい色の服を着る 、アクセサリ ーやネクタイ 、バッグ 、手帳や小物などの持ち物を明るい色に変える 、背筋を伸ばして堂々とふるまう 、こういうことを意識するだけでも 、ずいぶん印象が変わるものです 。見る人の心地よさを意識するのです 。私も 、ギフト ・ファッションだと思って 、セミナ ーや人に会うときは 、あえてきれいな色の洋服やアクセサリ ーを装うようにしています 。イエロ ーやオレンジは親しみや安心感を与えるなど 、色彩心理学も参考になりますよ 。人に 「与えよう 」という意識は 、人を豊かで魅力的にさせます 。 ●自分の時間や才能を惜しみなく人のために遣う何ら見返りがなくても 、人の役に立つことが好きで 、氣働きのできる人はだれにでも好かれます 。知人の Tさんが 、まさにそういう人です 。だれかが ○ ○が必要だと言えば 、さっと調達してくれる 、氣があいそうな人 、互いにいい情報を与えあえそうな人がいれば 、引きあわせてくれる 、数人でどこかに出かけることになると 、車の運転をかって出てくれる 、 P Rが苦手な人がいれば 、その人の代わりに宣伝をしてあげる 、などなど 。自分のもっている時間や才能を遣って 、惜しみなく人の面倒をみています 。しかも 、 Tさんのすごいところは 、こうした手助けを 、ごくさりげなく 、難なくやってのけてしまうので 、助けられた人が重荷に思うことがないのです 。だから 、いざ 、 Tさんが何かしよう 、というときには 、 Tさんのためにひと肌脱ごうという人がまわりにたくさんいるのです 。もちろん Tさんは最初からそんなことを期待して 、人のために何かをしているわけではありません 。でも 、結果的に人から応援されてしまうのです 。そんなことをいわれても 、どちらかというと氣が利かないほうだし 、何をやったらいいかわからないという人は 、以前自分が人からしてもらって嬉しかったことを思い出してみてください 。 「嬉しかったことリスト 」を作成すると 、そのときに感じた喜びがよみがえってきて 、だれかを喜ばせたい氣持ちになるかもしれません 。その 「喜ばせたい 」と
いう氣持ちが大切なのです 。これならできそう 、という簡単なことからやってみてはいかがでしょうか 。それほど器用ではないから人の役に立つようなことなんてできない 、という人もか一つくらい得意なことがあるはずです 。得意なことで 、 「それ 、私がやります 」と手をあげてみてはどうでしょうか 。大げさなことでなくても 、ただ親身になって話を聴いたり 、そばにいるだけでも 、ホッとしたり救われた氣持ちになることもあります 。あなたが笑顔で幸せそうにしているだけで 、癒される人もいるかもしれませんね 。あなたのしたことで 、だれかが喜んでくれれば 、それが嬉しくて 、また何かしたくなるものです 。大切なことは 「しなければならない 」ではなく 、あなたが 「したいかどうか 」です 。だから自然ですし 、恩に着せるような重さがないのです 。 ●請求書つきの応援はしないいつも取り巻きがたくさんいて 、人氣者のように見えるけれど 、 「応援される人 」ではない場合もあります 。それは 、 「この人のそばにいたら 、何か利益がありそうだ 」 「仲間になっていたほうが有利だ 」などの下心がある 、あるいは 「味方になっていないと何か不利益をこうむりそうだ 」 「後で仕返しされそうだ 」といった怖れが根底にある 。このような理由で集まっている人は 、 “請求書つき ”の応援をしているのであって 、本当の応援者ではありません 。応援とは 、その人に心から共感して 、自然としたくなる 、何の見返りも求めない 、純粋な思いのはず 。そうでなければ 、お互いに氣持ちよくありませんし 、応援のパワ ーも発揮されません 。今 、まわりに集まっている人が 、本物の応援者なのかどうかは 、その人がピンチに陥ったとき 、はっきりわかるでしょう 。 Hさんは 、大手企業で出世街道をひた走っていました 。 Hさんに近寄ってくる取り巻きもたくさんいました 。が 、突然地方の子会社に出向を命じられると 、周囲は掌を返したように 、 Hさんに冷たい態度をとったのだそうです 。 Hさんは 、自分は有能だし 、部下にも慕われていると信じていましたから 、ひどくショックを受けました 。この先どうすればいいのか悩んでいたところで 、私の研修に参加したのですが 、研修の中で自分の歩んできた道を振り返ったときに 、自分がいかにワンマンで 、部下に対して尊大な態度をとってきたかに氣づきました 。自分が管理職の仕事に没頭できたのは 、部下たちが地道なデスクワ ークをまじめにこなしてくれたからこそなのに 、彼らを見下して評価してこなかったことにも氣づきました 。そして 、一見 、慕ってくれていた人たちも 、自分のことが怖いからであったり 、従っていれば何か恩恵があると考えていたからであって 、自分のことを尊敬し信頼していたからではなかったのだということにも思い至りました 。今 、 Hさんは 、もっと人の氣持ちを考え 、部下の力を引き出すようなマネジメントができるようになりたいと 、コ ーチングの勉強をしています 。出世街道をはずれてもあたたかく迎えてくれた家族を大事にするようにもなりました 。ピンチに陥って 、本当に大切なことに氣づいた Hさんは以前より幸せそうに見えます 。これからは 、本当に Hさんを応援してくれる人に出会うことができるでしょう 。もし 、あなたがピンチに陥ったとき 、味方だと思っていた人が去っていったとしても 、その人を責めることはできません 。そういう関係を築いていた 、あなた自身にも原因があったからです 。周囲の人をなじる前に 、自分の態度や行動を振り返る必要があるでしょう 。周囲にいる人たちは 、あなたを映す鏡なのです 。 ●目標に向かって嬉々として取り組んでいる応援される人は 、何かわくわくするような夢や目標をもっていて 、そこに向かって 、一所懸命邁進している人です 。その一所懸命のパワ ーが共感を呼び 、人々を惹きつけるのです 。中途半端な自分でいるより 、一所懸命なときのほうが充実していることを私たちは知っています 。なかなか本氣になれないとき 、宙ぶらりんな氣持ちでいるときに 、一所懸命な人を見ると 、相手に自分を重ねてみたくなりますよね 。がんばっている人を見ていると 、刺激がもらえて自分もがんばろうという氣持ちになります 。応援して 、その人が成功すれば 、自分のことのように嬉しいし 、もしかしたら 、自分もできるかもと 、勇氣が湧いてきます 。他人の成功体験が 、自分にとってもプラスの作用をもたらします 。応援した相手は 、自分自身でもあるからです 。 ●がんばりすぎず 、好きなことだけやっている一方で 、一所懸命なのはわかるけど 、なんとなく応援する氣になれない 、という人もいます 。がんばっているのだけれど 、 「私だけこんなに大変 」という恨みつらみが背中ににじみ出ていたり 、 「みんなが無能だから私一人でがんばらないといけないん
だ 」という被害者オ ーラを思い切り発散したりしている人です 。こういう人と応援される人との決定的な違いは 、一所懸命やっていることに対し 「わくわく 」しているかどうか 、 「大好きなこと 」をやっているかどうかです 。大好きなことをわくわくしながらやっている人には 、ポジティブなオ ーラがにじみ出ていてていて幸せな氣持ちになります 。たとえ 、だれ一人応援してくれなくてもきっと楽しくやり遂げるのでしょう 。これに対し応援されない人は 、何事にも 「やらされ感 」でイヤイヤ取り組んでいます 。一所懸命やることで 「私を認めて ! 」という思いが 、見ている人を辛くさせます 。たった一人で小さなビジネスを始めたのに 、氣がついたらたくさんの人が集まって応援してくれていた──本当に応援される人とはそういう人なのです 。そうはいっても 、今やっている仕事は本当につまらない 、やらされ感でしか取り組めない 、そんな状況に追い込まれている人もいるかもしれません 。好きなことだけやるなんて 、わがままだという考え方もあるでしょう 。でも 、たとえ今やっていることがつまらない仕事であっても 、とらえ方しだいで楽しくすることはできます 。好きなことだけやるというのは 、イヤなことはやらないのではなくて 、自分がやることはすべて楽しんでしまうということなのです 。そうなるためにはどうすればいいか 、第 3章の第五条に詳しく書いていますので 、どうぞご参照ください 。 ●失敗してもいちいち動じない応援される人は 、自分の人生の目的や使命をはっきりもっています 。だから 、自分のやっていることに迷いがありません 。仮に失敗しても 、 「大丈夫 、またやり直せばいい 」と前向きにとらえることができます 。障害があったとしても 、 「もうやめた 」と投げ出したり 、 「どうせできないし 」とうじうじ悩んだりせず 、 「じゃあどうやったら回避できるだろうか 」と建設的に考えることができます 。一時的に不遇な環境にあったとしても 、 「これはゴ ールに至るまでの過渡期にすぎない 」と冷静に考えることができるし 、同僚が先に出世したとしても嫉妬したり焦ったりすることはありません 。それは 、その人が 、揺るぎのないビジョンをもっているから 。自分の芯がしっかりしていれば 、少々のことに動じることはないのです 。そういう姿に人は引き寄せられ 、応援したくなります 。ブレてばかりで 、しっかりしたビジョンのない人には 、だれもついていきません 。人から応援されることもないのです 。 ●ありのままの自分に O Kが出せている自分に O Kを出せている人 =欠点がない人 、ではありません 。この宇宙に 、あなたという存在は唯一無二のもの 。その自分を大事にすること 。いい面も悪い面も 、過去の失敗もふくめ 、自分という存在をまるごと認めること 。それが 、自分に O Kを出すということです 。自分に O Kを出せている人は 、他人と比べて自分が欠けている点を氣に病んだり 、他人をねたんだりすることはありません 。他人から批判やバッシングを受けても動じることもありません 。そのブレない安定感が魅力となり 、人を惹きつける磁力となります 。応援してくれる人が集まると 、自分一人ではできない仕事も難なくこなせたり 、やりたいことに早く到達できたり 。 「応援力 」に助けられて 、ものごとがどんどん好転していくのです 。 ●他人と比較して自分を嘆かない自分に O Kを出せていない人は 、他人から必要以上に評価を得ようとしてしまいます 。つねに 「これでいいのだろうか 」と迷っていたり 「どうせ自分にはできるわけがない 」とあきらめていたり 、過去の失敗をいつまでもくよくよと嘆いていたりします 。人の成功がねたましくてしかたがありませんし 、ないものねだりをして 、いつまでも自分探しをしています 。他人との比較や他人からの評価は 、絶対的なものではありません 。孤島に一人だけで生きていたら 、太っていようが痩せていようが 、他人の評価なんて氣にしないはずです 。何かを成し遂げようとして 、それが早いか遅いか 、できるかできないかは 、すべて他人との比較で生まれることです 。あなただけの存在なら何も意味をなさない不確定なものなのに 、それに振り回されて 、本来のあなたの力が発揮できないのはあまりにももったいないことです 。
●自分の美点に氣づいている自分に O Kを出せているとは 、言い換えると 、自分の美点に氣づき 、それを美点だと意識していることです 。だれにでも美点はあります 。自分に厳しい人は 、自分の美点を意識的に探してみることです 。自分が今までやってきたことを振り返ってみるといいでしょう 。ささいなことでもいい 、自分ながらうまくいったな 、これは小さな成功体験だな 、と思うことが必ずあるはずです 。何か人からほめられたことでもかまいません 。それがあなたの美点なのです 。また 、至らない点も自分の味だと思って受け入れてあげましょう 。 「余裕がなくなると人に優しくできない自分 」がイヤだとしたら 、 「優しくできないときもあるのが私 」と自分を許して受け入れてあげてください 。太っていたり 、髪が薄かったり 、足が太かったり 、イヤだなと思うルックスも 、じっくり見て 、これも私 、と 、 「私中に受け入れてあげるのです 。自分の取り扱い説明書をつくるような氣持ちで 、自分の特徴を把握しましょう 。変えたければ 、自分のありのままを受け入れたうえで 、どのように行動や見せ方を変えるのかを決めればいいのです 。長く対人関係がうまくいかず苦しんだアズ直子さん (注 )は 、大人になって A D D (注意欠陥症候群 )を伴った発達障害のアスペルガ ー症候群という診断を受けたことで 、人生が一変しました 。空氣が読めないなど 、対人関係のトラブルや自己肯定感をもてない 「生きづらさ 」となる理由がわかったことで 、過去を 「受容 」することができたのです 。レオナルド ・ダ ・ヴィンチやビル ・ゲイツなどと同じような脳の構造で 「天才脳 」ともいわれ 、集中力が高い 、創造性が豊かなど 、アスペルガ ー症候群だからこその美点もあり 、可能性と自己肯定感をもてるようになりました 。二〇〇九年に診断を受けてから 、特性にもとづいた対策を立てられるようになり 、アスペルガ ー症候群の経営者として 、弱さをもつ人にも暮らしやすい社会の実現をテ ーマに 、執筆 、講演活動などで活躍しています 。注 =アズ直子さん 。アスペルガ ーヒ ーラ ー 。有限会社アズ代表取締役 。 「アスペルガ ー症候群 」 「注意欠陥障害 」の当事者として 、講演や執筆活動を行う 。著書に 『アスペルガ ーですが 、妻で母で社長です 。私が見つけた “人とうまくいく ” 3 0のル ール 』 (大和出版 ) 。 ●ものごとのよい面に光を当てるものごとには 、よい面も悪い面もあります 。人だってそうです 。長所もあれば短所もある 。目の前のモノや人は 、変わりません 。違うのはあなたがどこを見るかです 。応援される人は 、ものごとのよい面を見ようとする人です 。その反対は 、悪い面ばかりに目がいって 、不平不満が絶えない人 。こういう人とは 、一緒にいても楽しくありません 。たとえば 、友だちとレストランに入って 、そこの食事がおいしくなかった 、サ ービスが悪かった 。そういう場合に 、 「おいしくない 」とか 「サ ービスが悪い 」と口に出して言ってしまう人 。誘った人も氣まずいですし 、そもそも味覚は人それぞれ 。絶対的なものではなく 、さほどまずいと感じていない人もいるかもしれません 。確かにそうだとしても 、もうお店に入ってしまったのだから 、途中でお皿を置いて立ち去るのか 、その場を楽しむのか 、の二者択一です 。もし 、何かイヤなことがあって 、ネガティブなことを言いたい衝動にかられたら 、無理にでも笑いに変えて楽しみましょう 。 「これだけまずいお店は逆にネタになるな 」とか 「挑戦的な味だね 」 「トラブル続きの旅ほど 、後でいい思い出になるのよね 」などなど 。悪い面をひっくり返すと楽しめますよ 。 ●人の長所を見つけ 、声に出して伝える応援される人は 、 「どんな人にでもいいところがある 」と信じて疑いません 。たまたま目についたその人の欠点だけですべてを判断して 、 「あの人はダメな人だ 」と決めつけたりはしません 。 「ダメな人だ 」と評価を下しているときの氣分はいいものではありません 。心のエネルギ ーを低下させるばかりです 。どんな人にも 、そのつもりで見ていれば 、必ずいいところが見つかるものです 。見つけたらその人に 、声に出して伝えます 。 「笑顔が素敵ね 」
「今日の服 、よく似合っているね 」 「いつも氣配りが絶妙だね 」声に出すことで 、情報が脳にインプットされ 、以前 、その人に対してイヤな印象をもっていたとしても 、その印象を塗り替えることができます 。心のエネルギ ーも前向きにアップします 。伝えられた相手も 、 「自分のよいところを引き出してほめてくれた 」と自己重要感が満たされ 、元氣がアップします 。元氣を与えてくれる人には自然と人が集まってきます 。厳しく育てられてきた人や 、一人でがんばってきた人 、叩き上げの人に多いのですが 、人をほめるのが苦手な人もいるでしょう 。ほめることを氣恥ずかしく感じる人もいると思います 。でも 、そんな氣恥ずかしさも最初のうちだけ 。すぐに慣れます 。むしろ 、相手が喜んでくれることで 「もっといいところを見つけて伝えよう 」という氣持ちのほうが勝ってくるはずです 。 ●人の一面だけを見て判断しない私たちは 、自分にとって都合がよいか悪いかで 、他人のことをいい人だ 、ダメな人だと判断しがちです 。他人にはあなたの一部しか見えていないのと同様に 、あなたが見ているのは他人の一部にすぎません 。見えているほんの一部だけで簡単に評価を下されたくありませんよね 。もし 、人のイヤな面を見てしまったときも 、即座に 「イヤな人 」と決めつけないで今日はたまたま体調が悪かったのかな 」 「人間味があるなあ 」と柔軟にスル ーする術を身につけましょう 。善も悪も表裏一体 。どちらか一方だけで成り立っているわけではなく 、二つで一つ 。よい面があるなら 、そうでない面も同時に存在しています 。憧れと幻滅は隣り合わせ 。両方あって一つなのです 。だからこそ 、つねに人の長所を見つけて 、お互いにいい感情でいられるように環境を整えましょう 。そうすると 、知らず知らずのうちに 、あなたのまわりの人の輪が大きくなりますよ 。 ●他人の成功を素直に喜べる応援される人は 、目標をしっかりもち 、目標に向かって 、つねに前向きに行動しています 。だから他人も 、その人なりの目標をもっていることを理解し 、その人が目標に向かって行動することを尊重することができます 。ともに自分のゴ ールに向けてがんばる同志だと思っています 。同志だから 、その人が自分より先に目標に到達したとしても 、焦ったりねたんだりすることなく 、 「よかったね ! 」と心から喜ぶことができます 。自分に O Kを出せているから 、他人が成功することは 、自分にも起こりうるのだという 「励み 」として受け止めることができます 。これに対して 、目標がしっかりしていない 、自分に O Kが出せていない人は 、人の成功を素直に喜ぶことができません 。自分が中途半端な氣持ちだから 、同じようにほかの人ががんばっているとは思えないのです 。 「たまたま運がよかっただけ 」 「自分と大して変わらないのになぜあの人だけがいい目をみるのだろう 」とねたみや嫉妬でいっぱいになっています 。いつまでたっても 、うまくいかないのは自分のせいではなく 、まわりの環境が悪い 、上司が悪い 、と他人のせいにし続け 、人を遠ざけてしまいます 。たとえば 、友人の Iさんが 、コツコツとお金を貯めて 、ようやく念願のブランド物のバッグを買って 、喜んでいるとします 。そのときあなたは 「よかったな 」と思えるでしょうか 。それとも 「くだらない 」と思うでしょうか 。否定したくなる氣持ちの奥には 、 「ブランド品がその人の価値を左右する 」という価値観があるのかもしれませんね 。 Iさんとの優劣比較です 。自分のことを認めていれば 、他人から一目置かれたいとか 、自分を権威づけたいという欲求が薄くなります 。 「 Iさんは望むものを手に入れたんだな 、よかったな 」と 、素直に受け止めることができるはずです 。ブランド物は 、いいとか悪いとかではなく 、単なる趣味 ・嗜好品の一つです 。もっていようがいまいが 、あなた自身の価値とは何の関係もありません 。もし 、だれかの幸運を見て 、 「ふん 、なによ 」というイヤな思いが込み上げてきたなら 、 「あ 、私は今 、嫉妬しているんだ 」ということをまず意識しましょう 。そして 、自分の本来の目標は何だったのか思い出してみてください 。あなたにはあなたの目標がきちんとあるはずです 。 「私は目標に向かって毎日少しずつ前進しているし 、いずれ必ず到達できる 」と信じれば 、ほかの人が自分より先に幸せを手にしているからといって動じることはないのです 。 ●いいことがあったら他人とシェアする応援される人は 、自分のことだけでなく 、他人の利益も考える人です 。相手の立場に立って 、相手のニ ーズや喜ぶことを自然に考えて行動しています 。何かいい情報があったり 、成功して何かを得たら 、それをほかの人ともシェアしようとします 。いいものは一人占めにせず 、分かちあい 、他人に役立てたり 、貢献することに喜びを感じます 。
人生の目標を掲げるときも 、自分を幸せにすることだけではなく 、まわりの人や 、社会にも貢献できることを意識していたりします 。ある会社の例ですが 、そこは 、 「一〇億円の売上を上げる 」という目標を掲げていたことがありました 。しかし 、社長がいくら叱咤激励しても 、なかなかその目標を達成することはできませんでした 。ところが 、その社長は 「お客さまからたくさんの 『ありがとう 』をいただこう 」という目標をつねに念頭に置くよう変更しました 。するとどうでしょう 。売上が上がり始めたのです 。最初の 「一〇億円の売上を上げる 」という目標は 、売り手だけの利益を考えたものです 。お客さまにとっては会社の利益なんて関係ないし 、働く人たちにとっては 、 「売上が上がる =仕事が増える 」というイメ ージでプレッシャ ーを伴うもの 。利益が上がったからといってお給料が倍になるわけではありませんから 、いくら社長が叱咤激励してもやる氣にはなりません 。しかし 、お客さまに 「ありがとう 」と言っていただくということは 、お客さまに喜んでいただくということです 。つまり 、自分のことだけではなく 、お客さまの利益も考えるということ 。社員たちはそれぞれに 、どうしたらお客さまが喜んでくださるか工夫を凝らすようになりました 。そして 、 「ありがとう言っていただけると 、とても嬉しくて自分もいい氣持ちになるということに氣づきました 。こうして 、感謝されると嬉しい 、嬉しいからもっとがんばる 、するともっと感謝される 、という善循環が起こり始めました 。その結果 、お客さまにとってもよい 、社員にとってもよい 、売上も上がるという結果をもたらしたのです 。 ● 「応援させてもらう 」という謙虚さを忘れない人をサポ ートしたり 、応援することは 、 「人の役に立ちたい 」という 、だれもがもっている 、基本的欲求を満たします 。ただ 、氣をつけたいことがあります 。それは 「やってあげている 」という思いです 。だれかを応援するときに 、 「こんなに応援してあげている 」と思ったことはありませんか ?あるいは 、人を手助けするときに 、 「私は 、手伝ってあげている 」 「悩みを聞いてあげている 」という氣持ちになっていませんか ?だとしたら要注意 。そこには 、何か傲慢で恩着せがましいものを感じます 。相手が好転したり 、うまくいったときに 、自分の手柄を自慢したくなったり 、相手に恩を着せたくなるのは 、自分のエゴ 。サポ ートも応援も 、相手のもっている力を発揮できるようにするのが本質 。主役はあくまでも相手です 。感謝の 「か 」の字もないと相手に不満を感じたら 、そのサポ ートや応援は 、見返りを期待した自己中心的な行為かもしれません 。本来 、サポ ートや人を応援することは 、人を輝かせ 、一緒に喜びや感動を分かちあえる素敵なこと 。相手のことを尊重できてこそ 、得られるものです 。相手という対象があってこそ成り立つサポ ートや応援 。 「応援する 」のは 、あくまでもあなたの意志で 、あなたが勝手にやっていること 。 「サポ ートさせていただく 」 「応援させていただく 」という意識で 、 「応援させていただいて 、ありがたい 」くらいの謙虚な氣持ちでさらりと行いたいものですね 。 ●素直に人に甘えることができる成功する人は 、何から何まで一人でこなせるス ーパ ーマンのような人とは限りません 。むしろ 、 「自分一人ですべてはできない 」と知っていて 、素直に他人の力を借りることができる人が多いようです 。それは 、 「手伝ってくれる =応援してくれる 」人をたくさんまわりに集められる人と言い換えることができます 。だれだって 、 「自分はできない 」と言うのは勇氣がいります 。プライドが許さない 、無能だと思われたくないという氣持ちが働くからでしょう 。でも 、応援される人は 、自分の夢や目標がしっかりと見えているから 、その目標のためなら 、一時的に恥をかくことなんてとるに足りないことだと思うことができます 。だから 、 「私はこれは苦手だから 、だれか得意な人に手伝ってもらえないかな 」と素直に自分をさらけ出すことができるのです 。 ●他人に花をもたせることができる反対に 、何でも自分で抱え込んでしまい 、自分でやらなければ氣がすまないという人 。あるいは 「人に頼んだら悪い 」 「きっと頼んでもダメだろう 」と思い込
んでいる人ってけっこういるのではないでしょうか 。まじめでいい人なのだと思いますが 、いろいろ抱え込みすぎて 、結局自滅してしまうのでは周囲にも迷惑です 。思い切って 「私だけでは無理 」 「お願い手伝って ! 」と自分の弱みをさらけ出してしまえば 、案外 、喜んで助けてくれる人がいるものです 。手助けをする側の人にとっても 、人を応援することって楽しいし 、人から頼られ 、役に立つことができたという経験が 、自己肯定感にもつながります 。あなたが 、ギブアップと言って 、だれかの助けを借りることは 、決して人に迷惑をかけることではなく 、人に花をもたせ 、逆に人を元氣にする行為なのです 。 ●応援される人は応援する人応援される人は 、自らも応援する人です 。行動する人です 。友人がイベントを行うといったら 、なんとか時間をやり繰りして駆けつける 。友だちが本を出した 、 C Dを出したといったら 、買いにいく 。写真展や個展を開く 、お店をオ ープンしたといったら 、訪ねていく 、人に紹介する 。手が足りないようなら 、お手伝いを買ってでる 。そういうことを恩着せがましくなく 、さっとできる人です 。義務感ではなく 、応援すること自体に喜びがあるのです知り合いの経営者 Tさんは 、自分は顔を出すだけしか時間がなくても 、初めての会には参加費をぽんと置いていきます 。ご祝儀がわりにお祝いの思いも一緒に置いていくのです 。どういう応援が嬉しいかは人それぞれですが 、実際にお客さまになったり 、お金を落としてくださる応援は実にありがたいもの 。そのときだけでなく 、継続的に応援することを大切にしている人もいます 。常連の応援者も 、心強いものです 。自分はなかなか出かけられないという人も 、興味のありそうな人に情報を提供したり 、ブログなどで紹介するということも 、りっぱな応援です 。毎回同じア ーティストのライブに通ううちに 、ほかの応援の輪ともつながり 、どんどん情報や人のネットワ ークが広がっていくということは 、よくあるものです 。応援の輪が応援の輪を呼び 、より大きな輪となっていくのです 。最初は数人の集まりだった活動が 、飛躍的にパワフルになっていくのは 、こういうときです 。
第 3章応援される人になるための十二カ条
●あなたの思考習慣をチェックしよう第 2章で 、応援される人の共通点を紹介しましたが 、 「そんなことは私には無理 」 「もともとそういう資質はない 」と思った人もいるかもしれません 。でも 、そんなことはない 、と私は断言できます 。だれにでも 「応援される人 」になれる素質はあります 。今そうではない人は 、単に好ましくない思考習慣にとらわれているだけなのです 。それを 、好ましい思考習慣に転換するだけで 、あなたは劇的に変わることができます 。ここで簡単に 、あなたのふだんの思考の習慣をチェックしてみましょう 。次の問いに答えてみてください 。どちらかというと 、ちょっとしたことに一喜一憂するほうだ 。 □はい □いいえ今の仕事は 、やらされ感がある 。 □はい □いいえ職場は 、どちらかというと 、楽しいというよりストレスフルだ 。 □はい □いいえ人の欠点が目についてイライラすることがよくある 。 □はい □いいえ人に対し 、一度 「イヤだ 」という印象をもつと 、変えられないほうだ 。 □はい □いいえ他人のうわさや評価が氣になるほうだ 。 □はい □いいえ自分がリ ーダ ーになって仕事を進めるのは苦手だ 。 □はい □いいえ人と争ってしまい 、後悔することがときどきある 。 □はい □いいえときどき知ったかぶりをしてしまうことがある 。 □はい □いいえ部下に指示を出したり 、人に助けを求めるのは苦手だ 。 □はい □いいえチェックの結果で五つ以上 「はい 」がある人には 、 「応援される人 」としては好ましくない思考習慣が身についている場合が多いものです 。好ましくない思考習慣とは 、次のようなものです 。 ●好ましくない思考習慣明確な目標意識がない自分の人生をどうしたいのか 、なぜこの仕事をしているのか 、ふだんあまり考えたことがない 。ものごとの表面しか見ていないいつもものごとの目につきやすい面しか見ていない 。そして目につく表面的なことに氣分が振り回されやすい 。多角的な思考ができないいつも一つの角度からしかものごとを考えない 。自分の価値観だけが正しいと信じて 、ほかの考え方を受け入れられない 。不確定な要素に氣分を支配されている印象や臆測 、うわさ 、他人の評価など 、不確定な要素にいたずらに氣分を支配されている 。
具体的な行動をなかなか起こさないあれこれ思い悩むばかりで 、行動する前から 、 「 ○ ○だからできない 」という言い訳ばかり探している 。いかがでしょうか 。思いあたることがありましたか ?でも大丈夫 。今 、うまくいっていない人も 、それに氣づいて 、その習慣を変えようとさえすれば 、確実に変わります 。氣づくことがまずは大事 。なぜなら 、習慣って 、考えるより先に行動してしまうものなので 、いつもの習慣に氣づかなければ変えようがありません 。氣づいたときが誕生日 。今日 、今が 、新しいあなたの誕生日なのです 。さて 、ここからは 、あなたが応援される人になるための方法を 、具体的に紹介します 。
第一条揺るぎのない目標をもつ ●目標があると日常生活が楽しくなるあなたは 「何のために生きていますか 」と訊かれたら 、何と答えますか ? 「自分は何のために生きているのか 」──自分の使命をきちんとわかっている人は 、人を惹きつけます 。アニメのヒ ーロ ーだって 、ちゃんと 「地球を守る 」というミッションをもっていますよね 。マラソンランナ ーだって 、ゴ ールがあるから走れるのです 。ゴ ールがなければ 、どこまで走っていいのかわからないし 、途中で不安になったり棄権したくなりますよね 。でも 、案外 、自分の人生のゴ ールをあいまいにしたまま生きている人って多いのではないでしょうか 。応援される人を目指すなら 、まずは自分なりの夢をもつこと 。やってみたいこと 、マスタ ーしたいことなど何でもいいのです 。毎日 、 「しなければならないこと 」に囲まれて 、自分の 「したいこと 」など二の次 、三の次のことが多いかもしれませんね 。だからこそ 、自分のテ ーマや純粋にやってみたいことを見つけてみるのです 。目標がはっきりしている人は 、日々の行動すべてが目標に通じていると思えるので 、うまくいかないときでも 「これも将来のための勉強だ 」と考えることができます 。目標がなく 、日々をなんとなく過ごしている人は 、今自分がやっている仕事に価値を見出しにくいでしょう 。 「どうしてこんな仕事をしているのだろう 」 「もっといい仕事があるはずだ 」と現実逃避をし 、いつもほかに自分の居場所があるかのように感じ 、永遠に自分探しをしてしまいます 。 ●仕事を楽しめるかどうかはあなたしだい目標をもつことがいかに大事かということは 、いろいろな事例から実感することができます 。人生で多くの時間を費やす仕事 。その職場を天国にするか地獄にするかはあなたしだいです 。 「幸せだから感謝するのではない 。感謝しているから幸せなのだ 」という言葉にあるように 、何事も楽しもうという姿勢が 、仕事に限らず 、いつでもどこでもあなたがいる場所を楽しい環境に変えるのではないでしょうか 。たとえば通勤の待ち時間に 、青空に浮かぶ雲の形を楽しんだり 、道端に咲いている花を愛でながら一日の仕事の流れをイメ ージ 。仕事を始める前は場を浄めるイメ ージで 、ふき掃除をしたり整理整頓をして心を整えます 。デスクにキラキラする小物を置いたり 、小さな花を飾ったり 、お氣に入りのグッズに囲まれるように 、環境を楽しみながら創り上げましょう 。仕事で難問をクリアしたら 、お手製のマニュアルやデ ータベ ースを作成したり 、プレゼンやコミュニケ ーションなど 、社内の達人の技をラインナップして真似たり 、仕事に役立つ情報や人脈を意図的に増やしてみましょう 。自分の仕事上の課題なども 、たとえば人に仕事を任せるのが苦手なら 、 「お任せ強化月間 」 「 ○ ○改造計画 」 「指示出し上手プロジェクト 」などの楽しいネ ーミングをつけてトライするのもおススメ 。深刻にならないで 、楽しみながら成長するコツです 。実際に 、月五〇人の新しい知り合いをつくったり 、月一〇〇冊の読書を目標に掲げて 、仕事にも弾みがつき 、楽しみながら売上目標を達成した人もいます 。会社の共通の目標以外に 、自分だけの裏目標をつくって励みにするのも成果を確認するたびに 、楽しさが増します 。受け身でなんとなく仕事をするより 、ずっと楽しくなります 。 ●仕事が楽しくなる工夫を凝らすもしあなたが 、今の仕事に楽しみを見出せないとしたら 、自分なりに何か目標を見つけてみることです 。たとえば 、毎日が単純な仕事の繰り返しだとしたら 、タイマ ーを用意して 、同じ作業にかかる時間を毎日計ってみる 。昨日よりこれだけ短縮できた 、ということを励みにするのです 。メ ールは一分以内に返信する 、あらゆる決断は三十秒以内に下すと決めた Tさんは 、決断と実行のスピ ードが速くなった結果 、できることがどんどん増えてい
き 、新しい企画が次々に成功するようになったり 、プライベ ートや仕事以外の勉強も 、仕事の充実感に比例して驚くほど進むようになりました 。自己肯定感もとても高くなったということです 。あるいは 、将来は独立して起業しようという目標を掲げたとすれば 、今やっている仕事は 、将来 、起業したときに役に立つスキルの一つだ 、と考えることもできるでしょう 。起業しなくても 、働くことは 、コミュニケ ーション力 、情勢判断力 、段取力 、分析力 、決断力などを養い 、社会生活に必要なソ ーシャル ・スキルを高めるための学びになります 。そう考えれば 、日々の仕事に対する見方が変わります 。世の中に無駄なことは何もないことに氣づくでしょう 。 ●自分の幹と根っこを知るしっかりと目標をもっている人は 、日常生活のささいな問題や 、表面的な出来事にいちいち動じません 。大きな木をイメ ージしてみてください 。
木の土台となる太い幹と根っこは 、あなたが 「こうなる 」という強い信念であり 、夢であり 、目標です 。そして 、あなたの本質となる 、ものの受け止め方や考え方 、あなたに備わっている潜在的な脳力です 。つまり人間力です 。まず 、幹と根っこをしっかり意識しましょう 。何も特別なことではないのです 。たとえばあいさつや掃除 、整理整頓 、礼儀 、人に親切にするなど 、あたりまえのことをあたりまえにできること 。よい習慣 (原因 )がよい結果をもたらすのです 。枝や葉っぱ 、実は 、あなたの行動の結果であり現象です 。スキルやテクニックなども入ります 。幹と根っこがしっかりしていないと 、いくらインプットしても 、枝振りが悪く実りが少なくなります 。 「何のために 」という根幹がしっかりしていれば 、素晴
らしい収穫を得られるでしょう 。枝や葉っぱや実は 、本質である幹と根っこしだい 。つまり 、生きていく中で 、いろいろな困難や辛いこと 、ピンチがあったとしても 、それは一時的な現象や結果でしかありません 。どんな状況でも一喜一憂せず 、どっしりと構えていられる不動心をもちましょう 。やがて困難な局面をも面白がれる余裕が生まれてきます 。体験が教師 。数多くの体験をして 、喜怒哀楽の感情を味わって 、幹と根っこをしっかり鍛えておくことが大事なのです 。元氣になるひとことしっかりした目標をもつと 、小さなことにくよくよ悩まなくなる 。
第二条人生の主人公意識をもつ ●人だよりの思考法をやめる何か新しいことをしたいと思いながら 、なかなか一歩を踏み出せないということってよくありますよね 。そういうとき 、ちょっと立ち止まって 、なぜできないんだろう 、と考えてみることはとても大事です 。たとえば 、あなたは 「 ○ ○のせいで × ×できない 」と思ったり 、言ったりしたことはありませんか ? 「一人暮らしをしたいけど 、口うるさい親のせいでできない 」 「結婚しても働きたいけど 、夫が反対するせいでできない 」 「上司が無能だから 、営業成績が上がらない 」などなど 。それって 、 「 × ×できない 」ことを ○ ○のせいにしているだけですよね 。こういう思考法を 「人だよりの思考法 」といいます 。他人や環境 ・条件によって支配されてしまっているのです 。あなたの人生の主人公はあなた自身です 。人だよりにしていいはずはありませんよね 。思いどおりにならないことをあなたが切り開いていくのです 。でも 、こういう思考法が知らず知らずのうちに習慣になっている人って少なくありません 。この習慣から抜け出すためには 、 「 ○ ○のせいで × ×できない 」を 、 「 ○ ○さえなければ × ×できる 」と言い換えてみることです 。 「親が口うるさくさえなければ 、一人暮らしできる 」 「夫が反対さえしなければ 、結婚しても働ける 」 「上司が無能でさえなければ 、営業成績が上がる 」というように 。このように言い換えることのメリットは三つあります 。一つ目は 、語尾が 「 ~できる 」と肯定形に変わるということ 。それだけでも 、今まで 、 「親 」 「夫 」 「上司 」のせいで 「絶対無理 」という思いにとらわれていたのが 、少し楽になりませんか ?語尾が 「できない 」では思考停止です 。ふだんから 、否定形で話しがちな人は 、意識して肯定形を遣うように心がけましょう 。それだけでも氣分が前向きになりますよ 。二つ目の利点は 、自分の決意が本物かどうかわかるということ 。 「親が口うるさくない 」 「夫が反対しない 」 「上司が有能 」であったとしても 、やっぱりできないのであれば 、できないことを人のせいにしていただけ 、と氣づくでしょう 。あるいは 、行動に移せるほど強く 「 ○ ○したい 」と思っていなかったのかもしれません 。変化することに怖れを感じて 、ひょっとしたらそのままでいたいのかもしれませんね 。三つ目の利点は 、
やるべきことが見えてくるということです 。たとえば 、 「親が口うるさくさえなければ 、一人暮らしできる 」の例であれば 、一人暮らしをするためにやるべきことは 、 「親にあれこれ言われないように準備をしっかりすること 」かもしれません 。であれば 、 「お金 」とか 「自分の家事力 」など 、親が心配しそうなことについて 、 「 ○ ○だから大丈夫 」と言えるだけの準備をすればいいのです 。つまり 、一カ月にどのくらいのお金があればできるのか試算する 、今のお給料でも払える家賃の物件を探す 、家事に自信がないなら家事力を身につける 、などなど 、やるべきことが見えてきます 。そこまで見えてくると 、一歩を踏み出すことはそう難しくないでしょう 。元氣になるひとこと自分の人生を決めるのは自分だ 、と自覚することが幸せへの第一歩 。
第三条ヴィジョンと方法を明確にする ●ヴィジョン達成には手段が必要ヴィジョンをはっきりさせることは大事です 。ヴィジョンは 、目的 ・目標 ・夢 ・志 ・ゴ ールなどを包括したものです 。でも 、 「ヴィジョン 」があっても 、それを実現するための 「手段 (方法 ) 」がわからなければ 、絵に描いた餅になってしまいます 。逆に 、ヴィジョンがはっきりしないのに 、手段だけいくつあっても 、ただ混乱して何の達成感もありません 。 「戦略 (目標 )なき戦術 (手段 )は無意味 、戦術なき戦略は空想 」といわれるとおりです 。 ●目的と手段を間違えない陥りやすい間違いの一つに 、目的と手段を混同してしまうことがあります 。たとえば 、あなたのヴィジョンが 、 「ダイエットをして 、素敵なドレスを着て友だちの結婚式に出席すること 」だとします 。その目的に到達する手段は 、一つではありません 。ジョギングかもしれないし 、食事制限かもしれないし 、加圧トレ ーニングかもしれない 。でも 、目的と手段を混同してしまうとどうなるでしょうか 。ジョギング自体を目標と思って始めたものの三日坊主でやめてしまう 。次にカロリ ー制限を始めるけれどこれも挫折 。加圧トレ ーニングを始めても 、やっぱり三日坊主 … … 。こういうことが続くと 、そのたびに 「やっぱり私はダメなんだ 」と自分に大きく ×印をつけてしまい 、どんどんやる氣が下がって自己嫌悪に陥ってしまいます 。でも 、よく考えてみてください 。本当の目的は 、 「スマ ートになって素敵なドレスを着ること 」です 。その目的さえ達成できれば 、ジョギングであろうが 、食事制限であろうが 、手段は何でもいいのです 。一つの手段がダメだったなら 、自分に合わない方法が一つわかったということ 。別の方法を試してみればいいだけのことです 。手段が目的化してしまうと 、その手段がうまくいかなくても 、執着して 、抜けられなくなってしまいます 。それは本来の目的からしたら大きなロスです 。実は 、このダイエットの話は 、実際にあった事例ですが 、この人は結局 、エアロビクスがうまくハマって 、目的を達成することができました 。 ●あきらめなければ必ず夢はかなうしっかりとしたヴィジョンがあれば 、途中でいくら失敗しようと 、動じることはありません 。失敗ではなく 、すべてが 、ヴィジョンを達成するためのトライアルだからです 。この方法はダメだったか 、じゃあ別の方法を試してみよう 、と切り替えればいいのです 。そうやっていろいろな方法を試しているうちに 、あなたは少しずつヴィジョンに近づいていることを覚えておいてください 。失敗とは 、途中であきらめたときにだけ起こること 。あきらめなければ失敗はありません 。そして 、あきらめなければ 、必ず夢はかなうのです 。
元氣になるひとこと無駄な経験は一つもない 。失敗も目標達成へのトライアル 。
第四条明るい言動を心がける ●意識的に前向きな言葉を遣う明るい人には人が集まります 。明るい人はそれだけで応援される素質があるのです 。そうはいっても 、自分はもともと明るい性格ではない 、性格は簡単に変えられない 、という人もいるでしょう 。人は明るい面と 、そうでない面の両方を必ずもちあわせています 。どちらの面がより見えているかだけです 。明るい面をより多く見えるようにするために 、少しだけ 、習慣を変えてみましょう 。人が行動するとは 、 「口 」か 「手 」か 「足 」を動かすことです 。なかでも 「口 」を動かすことは 、もっとも労力の少ない簡単な行動です 。まずはここから変えてみましょう 。それは 、あなたが遣う言葉を変えるということです 。言葉には 、明るく元氣で素直で素敵な言葉 、 「明元素 (現状打破 )言葉 」と 、暗くて病的で反抗的な言葉 、 「暗病反 (現状維持 )言葉 」があります 。応援される人は 、 「ありがとう 」 「がんばります 」 「素晴らしい 」などなど 、明元素言葉をたくさん遣って 、現状を打破しています 。反対に 、人が何かしようとすると必ず 「そんなこと無理だ 」 「どうせうまくいかない 」 「イヤだ 」などと暗病反言葉を浴びせかけて 、人のやる氣をそいでしまう人がいます 。初めてのことや 、チャレンジが必要なときに 、不安や怖れから自動的に出てくる言葉でもあります 。こういう言葉は相手をネガティブな氣持ちにさせるので 、もちろん人から応援されることもないでしょう 。自分が無自覚に暗病反言葉を言っていないかチェックしましょう 。次の表を見てください 。明元素言葉と暗病反言葉 、あなたはどちらの言葉をよく遣っていますか ?
暗病反言葉が多いなと氣づいたあなた 、ぜひ今から 、暗病反言葉は遣わないと決意してください 。たとえば 「できない 」は 「できる 」 「やってみよう 」と 、明元素言葉に言い換えましょう 。 「言葉を換えたくらいで何が変わるの ? 」と思う方もいるかもしれませんね 。では試しに 、表を見て 、明元素言葉を声に出して読んでみましょう 。どんな氣持ちになりますか ?声に出して言っているうちに 、なんとなく元氣が出てきませんか ?このときのあなたの表情 、姿勢はどうでしょう ?おそらく明るくいきいきした表情になっているはず 。姿勢も自然と背筋が伸びてくるのではないでしょうか 。暗病反言葉も読んでみましょう 。いかがでしょう 。読んでいるうちに 、どんどん氣持ちが沈んできませんか ?表情もしかめっ面で 、知らずしらずのうちに前かがみの姿勢になっているのではないでしょうか 。たかが言葉ですが 、言葉はあなたの心に大きく影響します 。前向きな言葉を意識して発していれば 、あなたはいつでも明るく元氣でいられるし 、周囲の出来事もポジティブなほうに転換していきます 。 ●言葉には人生を変える力があると知る日本には古来から 「言霊 」という表現があって 、言葉には不思議な力が宿っていると考えられてきました 。飛鳥時代の歌人 、柿本人麻呂が詠んだ歌に次のようなものがあります 。敷島の大和の国は言霊の扶くる国ぞ真幸くありこそ (大和の国は言霊が助けてくれる国だなあまことに幸いなことに )
旅をする友人に向けて贈られた歌といわれていますが 、その昔 、旅といえば命がけでした 。でも 、前向きな言葉を発していれば 、必ずいいことが起こるから 、それがあなたの困難を助けてくれますよ 、という思いで贈られたのでしょう 。今でも 、結婚式のときに 「きれる 」 「わかれる 」 「おわる 」などの言葉は遣いません 。受験生のいる家で 「おちる 」 「すべる 」という言葉を遣わないという人は多いでしょう 。ギャンブルの世界では 、スルメは 「 (お金を )する 」に通じるから 「アタリメ 」といいますし 、果物のなしの実も 「ナシ 」になるから 「ありの実 」といいます 。日本人が 、心のどこかで言霊を信じているからです 。ところで 、ここまで読んでくださったみなさんは 、私が 「気 」の字の替わりに 「氣 」を遣っていることに氣づいているでしょう 。私はこの 「氣 」という字を意識して遣っています 。というのも 、この漢字の中央の 「米 」の字には 、四方八方に元氣のエネルギ ーを発散しているというイメ ージがあり 、明元素言葉と同様 、遣っているだけで元氣がみなぎってくる氣がするからです 。私がこういうことをいうと 、 「迷信だ 」 「言葉や漢字を変えるだけで何も変わらない 」という人と 、 「面白そう ! 」 「私もやってみます ! 」という人にはっきり分かれます 。感じ方は人それぞれですから 、どちらも間違いとはいえません 。でも 、多くの企業で研修をしてきての感想ですが 、 「面白そう 」 「やってみよう ! 」という人が多い会社のほうが元氣で 、伸びしろが大きいように思います 。言葉には力がある 、ということの証明かもしれませんし 、そういう柔軟性が会社を伸ばしているのかもしれません 。どちらともいえないですが 、少なくとも 、今の自分を変えてみたい 、と思うのであれば 、柔軟に 、どんなことでも試してみよう !という姿勢をもってほしいなと思います 。一円のお金もかかるわけではないですし 、試してみて何かいい方向に変われば 、もうけもの 。そのくらいの感覚で楽しんでいただければ嬉しいです 。 ● 「忙しい 」 「疲れた 」だけでもやめるそうはいっても 、言葉というのは 、頭で考えるより先に出てしまうことも多いものです 。これまで遣っていた暗病反言葉を 、一度にすべて明元素言葉に変えるのは簡単ではありません 。であれば 、せめて 「忙しい 」 「疲れた 」だけでも意識して 、遣わないようにしましょう 。 「忙しい 」とはりっしんべん ( ) =心を亡くすと書きます 。つまり心を滅ぼすということ 。連発していると 、本当に心を滅亡させ 、あなたのエネルギ ーを奪ってしまいますよ 。 「疲れた 」も (身体 )をやまいだれ ( )が覆っているという字です 。見るからに元氣を奪われそうです 。 「忙しい 」 「疲れた 」と言いたくなったら 、今から 、 「充実しています 」に変えましょう 。 「お忙しいですか ? 」とあいさつ代わりに言う人もいるかもしれませんが 、そのときは 「おかげさまで充実している毎日です 」のように 「忙しい 」の言葉は避けます 。 「繁忙期 」は 「繁盛期 」に言い換えるなど 、ゲ ーム感覚で 「忙しい 」や 「疲れた 」を遣わないようにするのです 。職場で同僚をねぎらうときは 、 「お疲れさま 」ではなく 「お元氣さま 」と言ってみましょう 。 「元氣 」な笑顔のイメ ージに変わります 。 「お疲れさま 」はビジネスマナ ーで相手をねぎらう言葉として遣われていますが 、午前中やちょっとしたときにも 「お疲れさま 」と言われて 、 「疲れていないのに 」と違和感をおぼえたことはありませんか ? 「疲れた 」と思うからドッと疲れるのです 。 「今日も一日お疲れさまでした 」を 「今日も一日ありがとうございます 」と言うのもいいですよね 。これだけでも意識して続けていると 、 「イヤだ 」 「やりたくない 」といった 、ほかの暗病反言葉も 、なんだかそぐわない氣がして遣わなくなっていくものです 。いつも無自覚に遣っている言葉の響きに注意を向けて 、明元素言葉に言い換えるようにすると 、脳力を鍛えることにもなりますよ 。元氣になるひとこと明元素言葉を遣うだけで 、明るい人に生まれ変われる !
第五条陽転思考をもつ ●同じことでも肯定的に思う人 、否定的に思う人何か困った状況や 、新しいことに直面したとき 、 「面白そう ! 」と反応する人と 「イヤだな … … 」と反応する人がいます 。目の前で起こっている出来事は同じにもかかわらず 、肯定的な反応をする人と否定的な反応をする人がいるのです 。ぜひ 、どんなことでも肯定的に考える習慣 =陽転思考をもってほしいと思います 。たとえば 、同じ職場 、同じ上司のもとでも 、毎日楽しそうに働いている人と 、イヤそうに働いている人がいます 。イヤそうに働いている人は 、同僚や上司の欠点ばかりが目についてストレスを感じていたり 、こんなつまらない仕事 、何のためにやっているのだろうと思っていたり 、不平不満でいっぱい 。目的がなく 、 「こんなはずじゃない 」と現状を受け入れていないのかもしれません 。楽しそうに働いている人は 、どんな状況や環境にあっても 、 「これでいいのだ 」と現状を受け入れ 、何かしらよい面 、楽しめる面を見つけようとしています 。たとえば 、街頭でのチラシ配りで 、態度がキビキビしていて 、ときどき感心する人がいます 。 「受け取ってくれるのはどういう人だろう 」と観察したり 、 「どうやったら受け取ってもらえるだろう 」と渡し方を研究しているのだとか 。相手を見て工夫することを楽しみながら 、仕事に没頭しています 。職種に限らず 、プラスにとらえる人は目の前のことに夢中になれて 、人を魅了します 。 ●悪い状況を変えることを楽しむ私はかつて 、とても厳しい社長のもとで働いたことがあります 。何が氣に入らないのか 、いつもイライラしていて 、発する言葉は暗病反言葉ばかり 。突然ドカンと雷が落ちることがあるので 、社員はいつもビクビクしています 。当然ながら 、長続きする人はなかなかいません 。そんな状況を 、なんとか変えてみようと私は思いました 。そして 、お給料日に給料明細をいただくときに 「ありがとうございます 。社長がしっかりとした経営をしてくださっているおかげさまで 、お給料をいただけるんですよね 。いつもありがとうございます 」と 、感謝の氣持ちを言葉にして言ってみたのです 。すると 、その社長は一瞬驚きながらも 、涙を流さんばかりに喜びました 。そして 、心を開いて 、ご自分の悩みを話し始めました 。持病が辛いこと 。社員を食べさせていくために 、必死で仕事をし 、お客さまとの信頼関係と会社の信用を築いてきたこと 。思うように業績があがらなくてイライラすることがあっても 、部下の前で弱音を吐くこともできない 。仕事 、仕事で 、家庭のことはおろそかになる 。実は 、その社長はお子さんが不登校になって 、とても悩んでいたのです 。事情を知ると 、社長のこれまでの態度もなんだか無理もないのかな 、と少し許せる氣になりました 。とはいえ 、それで社長の性格が急に変わるわけではなく 、いつ雷が落ちるかわからないという状況は同じでしたが 、以前よりは少しだけ 、社長のイライラを大目に見ることができるようになり 、病氣 、お子さんのこと 、経営者の孤独感など 、背景を理解できた分だけ 、社長に対しておだやかな氣持ちになれました 。ちょっとした声かけで状況は変わるということがわかっただけでも収穫です 。それ以来 、 「どんな言葉をかけると社長とのコミュニケ ーションがうまくいくかな 」と 、その環境を楽しむようになりました 。相談されることも多くなり 、雷が落ちることも少なくなっていったのです 。どうせ働くなら 、楽しい環境がいいに決まっています 。上司や同僚など 、職場の環境は変えられませんが 、自分の受け取り方しだいで 、いくらでも心を平和にすることができるのです 。職場がつまらないことを周囲の状況や環境のせいにしてばかりいる習慣だと 、どこに行ってもまたイヤな面を見つけてしまうものです 。 ●よいも悪いも考え方しだいかつて形成外科の世界的権威だったマクスウェル ・マルツ博士 (アメリカ )という人がいます 。彼は 「サイコ ・サイバネティクス 」という分野を切り開いた人ですが 、その理論を思いついたきっかけは 、彼が数多く整形した女性の中には 、どれだけ美しくなっても満足しない人もいれば 、あまり変わっていないのにとて
も満足して 、別人のようにその後の人生を積極的に過ごす人もいることに氣づいたからです 。彼はそこから 「人が成功するかどうかは 、現象の受け取り方しだいであり 、成功するイメ ージさえもっていれば 、必ずそこにたどりつくことができる 」という理論に到達しました 。人は 、それまでの経験や知識にもとづいて行動するものですが 、まだ経験していないこと (将来の成功イメ ージ )であっても 、あたかも自分がそうなっているかのように強いイメ ージをインプットすると 、 「大脳は実際に経験したことと区別がつかない 」といいます 。つまり 、 「強く願えば夢はかなう 」ということなのです 。であればの方法を利用しない手はありません 。マルツ博士は 、 「できるだけ陽氣にふるまう 、他人に好意的にふるまう 、そうありたいと思っている自分になったつもりで行動する 、悲観的なことは考えない 」といった具体的なアドバイスも提示しています 。職場でも 、家庭生活でも 、ネガティブなことばかり考えてウツウツとしていないで 、よいことを見つけて明るくふるまう 、それだけで 、毎日が明るく楽しく変わっていくということなのです 。ストレスをためて心を病んで 、心療内科を訪れるよりもずっと安あがりだし 、自分にとってもいいと思いませんか ?元氣になるひとこと陽転思考をもつと 、すべての出来事が明るく楽しく変わっていく 。
第六条人間大好きになる ● 「自分だけよし 」の姿勢をやめる応援される人は人に好かれる人です 。人に好かれ 、応援されることで 、自分一人ではできないような大きな仕事も成し遂げることができます 。人に好かれるためには 、自分だけがよければいいという姿勢を捨てましょう 。昔 、優れた商人の代名詞でもあった近江商人の哲学の一つに 「三方よし 」というのがあります 。 「買い手よし 、売り手よし 、世間よし 」のことで 、成功するためには 、売り手の都合だけでなく 、買い手の満足 、さらには商いを通じて社会事業にも貢献しなければならないという考え方です 。応援される人にも同じことがいえます 。何かのプロジェクトを成功させたい 、自分の夢を実現したいというときに 、自分の利益だけを考えるのではなく 、ボランティアで手伝ってくれる人 、参加する人 、みんなが喜び 、満足できるしくみを考えようとする 。よい情報や 、よい結果が得られれば 、一人占めしないでみんなで分けあおうとする 。そうすることで 、多くの人の協力や支援を得ることができるのです 。 ●人を好きになるための四つのポイントあなたは 、 「私は人間が大好きです 」と自信をもって言えますか ?応援される人は 、根底に 、人に対する深い愛と信頼をもっているものです 。ところが 、多くの人は 、職場などの悩みを訊くと 「人間関係 」を筆頭にあげるように 、人間関係に悩んでいる 。言い換えると 、苦手な人がいる 、人が好きとは言いづらい状況にあります 。人を好きになることができて 、人間関係がうまくいくようになれば 、職場の悩みの大半は解決したようなものです 。ではどうやったら 、人のことが好きになれるのでしょうか 。ひとことでいえば 、自分のことをまるごと認めて好きになることです 。そのことを前提として 、他人のことも好きになれるのです 。といっても漠然としすぎていますから 、四つのポイントだけお話しします 。まずその四つを意識するだけでも 、あなたの他人を見る目は変わってくるはずです 。私利私欲はだれにでもあると認める自分の利益だけ求めている人って 、イヤなものです 。でも 、よく考えてみてください 。私もそうですが 、あなたにだって私利私欲はありますよね ?それを前面に押し出すか出さないかの差があるだけで 、だれだって 、 ○ ○が欲しい 、 ○ ○したい 、という欲望はあるものです 。もし 、 「よくばりでイヤだな 」とか 「何でも一人占めするのが氣に入らない 」と思うような人が身近にいるとしたら 、ちょっと見方を変えてみましょう 。 「自分の氣持ちに正直な人なのね 」 「あそこまでしなくてもいいと思うけど氣持ちはわかるわ 」というように 。だって 、あなたにも私利私欲はあるのですから 。たとえば 、同僚が上司のほうばかり向いて仕事をしていて 、あからさまに点を稼ごうとしているのが氣になるという場合 。その同僚は上司に氣に入られたいのですよね 。でもあなたの中にも上司に氣に入られたいという欲求があるから 、反応しているのです 。自分より同僚のほうがかわいがられるのではないか 、という怖れが 、イヤな氣持ちにさせるのです 。 「そっか 、私も上司に氣に入られたいんだ 、同僚と同じだわ 」と氣づけば 、心が少しおだやかになるはずです 。だから 、自分も同僚と同じように上司にアピ ールするのか 、それとも 「氣にしないわ 」とスル ーするのか 。落ち着いて考えてみればいいのです 。人のことを見て 、何か心がざわざわするときは 、 「何に反応しているのだろう 」と自分の奥底にある欲求を見つめてみましょう 。そのことに氣づくだけで大丈夫 。後はその欲求を 「どうしたいか 」だけです 。他人を非難しても 、それは自分に返ってくるだけのことです 。
改善点はだれにでもあると認める他人のことを 、 「あの人のここがイヤ 」 「ここを直せばいいのに 」と思うことってありますよね 。氣にしすぎてストレスになっているという人もいるでしょう 。ちょっと冷静になって 、 「自分にも同じようなことってない ? 」と心に問いかけてみましょう 。相手の氣になる点は 、往々にして自分の改善点でもあるものです 。人のイヤな面も好きな面も 、すべて自分を相手に投影しているもの 。相手を通じて自分のことを理解するいいチャンスだと発想を変えましょう 。一度 、次の三つについて書き出してみてください 。自分の嫌いな人 、苦手な人の 、イヤな点を具体的に書き出す自分の好きな人 、尊敬する人の特徴を具体的に書き出す自分の長所と思うところ 、短所と思うところを書き出す書き出したものを見比べてみると 、多少言い回しは違うとしても 、嫌いな人のイヤな点 、好きな人のよい点には 、自分の長所や短所と一致しているものがけっこうあるのです 。自分と似ているから鼻についたり 、日頃 、そうしないように注意していることを相手がするので 、イヤだと感じたり 、あなたが自分のことを認めていないので 、認めてくれない人を苦手だと感じたり 、相手はイヤな役を担って 、あなた自身の中で受け入れていない部分があるよ 、と知らせてくれているのです 。相手を変えようとするのでなく 、自分の反応ポイントを探って氣づくほうが心は平和でいられますよね 。好きな人や尊敬する人の特徴も 、自分の中にもあるから憧れたり 、好きだと思えるのです 。だれでも突きつめてみれば 、同じような要素をもっているということなのです 。いずれにせよ 、このワ ークをやってみると 、今までイヤだと思っていた人の欠点が以前より氣にならなくなります 。自分だって結局同じなんだと思うことで 、寛大になれたり 、その欠点がいじらしく思えてくるのでしょう 。意見 ・主義 ・主張は人によって異なる複数の人間が集まれば 、意見や主義 、主張は異なります 。そんなこと 、あたりまえだと思う人も多いでしょう 。でも 、私たちは案外 、無意識のうちに自分の意見を人に押し付けたり 、自分と違う意見の人を拒絶したりしているものです 。たとえば 、仕事のことで悩んでいる友だちが 「会社辞めようかな 」と言ったとしたら 、 「そんなこと言わないでもうちょっとがんばってみたら 」とか 「辞めるなんてもったいない 」と 、つい言ってしまうのではないでしょうか 。場合によっては 、説教をしてしまうケ ースもあるかもしれませんね 。それって 、 「会社は辞めないほうがいい 」 「安定した仕事を捨てるのはもったいない 」というあなたの価値観の押し付けにほかなりません 。人はだれでも 、これまでの経験や知識から少しずつ形成された自分の物差し =判断基準をもっています 。そして 、何かを決めるときには 、その物差しと照らしあわせて決断を下してきているはずです 。他人の意見でふらふらしないという点では 、自分の物差しをもつということは 、悪いことではありません 。でも 、他人にも 、その人なりの大切にしている物差しがあるということ 。そして 、その人にとって大切な判断基準を尊重してあげることです 。 「 ~すべき 」など自分の物差しを他人にあてはめて 、相手を変えようとすると 、相手は不快になり 、場合によっては争いになります 。 「私は正しい 」 「相手は劣っている 」という意識が前提にあると 、相手の立場で話が聴けなくなってしまいます 。また先ほどの例でいえば 、 「会社辞めようかな 」と言いたくなる何かがあったのかもしれません 。すぐに自分の意見を言うのではなく 、言葉の背景を探りながら相手の心に寄り添って聴く姿勢をもつと 、見えてくるものがあるでしょう 。 「どうしたいか 」は相手の世界の範疇 。 「私はあなたとは違う意見だけど 、そう思うあなたの氣持ちは理解できる 」という姿勢で人と接することです 。そうすれば 、意見や価値観の違う人と仕事をしても 、そのことでイライラしたり 、悩んだりすることもなく 、さまざまな価値観の人たちと共生できます 。美点凝視人を好きになる究極の方法は 、つねに 「美点凝視 」の姿勢を忘れないことです 。 「美点凝視 」とは 、文字どおり 、人のよいところに焦点を当てて 、じっと見ることです 。なぜ 「凝視 」なのでしょうか 。それは 、人は生まれながらにしてあらさがしの名人だからです 。つまり 、欠点は放っておいてもいくらでも目につくけれど 、よい点は目につきづらい 、だから目を凝らしてよ ~く見ないと見つけにくいのです 。
「そんなことはない 」 「私はあらさがしなんかしない 」と反論する人もいるでしょう 。では 、次の図の Aと Bを見てください 。
どこに目が行きますか ?おそらく 、円の欠けている部分と中央の黒い点に 、それぞれ目が行くのではないでしょうか 。このように 、人は 、欠けているもの 、ほかと違っているところに目が行くようにできています 。そして 、大部分は大丈夫なのに 、ほんのわずかな足りない部分ばかりが過大に見えて 、それ以外のすべてもダメなように思ってしまうのです 。だから美点を 「凝視 」する必要があるのです 。 ●だれにでも必ず美点はあると思えば人の見方が変わる私は 、どんな人にも必ず 5 2の美徳があると思っています (次の表参照 ) 。
必ずある 、と思っていれば見えてくるはずです 。もし 、あなたにどうしても苦手な人がいるとしましょう 。その人はどんな人ですか ?仮に 、 「いつも下の人は見下すくせに 、上司にはごまをすって 、出世しようとしている 。大して仕事もできないのに 、できるように見せようとしている 」という人だとしましょう 。まず 、その人にも 5 2の美徳がある 、という前提に立ちます 。では 、 5 2の美徳のうち 、過剰なものはどれだと思いますか ?出世したいという強い氣持ちは 「決意 」 「自己主張 」 「情熱 」 「名誉 」 「正直 」などの美徳にあてはまるでしょう 。ではどんな美徳が足りないと思いますか ? 「思いやり 」 「謙虚 」 「親切 」 「和 」などでしょうか 。
このように 、だれにでも 5 2の美徳があって 、ただその表れ方が過剰だったり 、逆に足りなくて見えづらいだけだ 、と考えます 。要はバランスがとれていないだけで 、欠陥ではないと考えるのです 。このように 、考え方を変えると 、それだけで 、さっきまで顔を見るのもイヤだった人が違って見えてきませんか ?いいバランスで表れている美徳については 、 「あなたには ○ ○の美徳があるね 」 「 ○ ○はあなたのいいところだね 」と 、きちんと言葉にして承認することで 、その人はより美徳を伸ばすことができるでしょう 。不足していると思う美徳については 、ないのではなく 、隠れていてバランスがとれていないだけだから 、 「あなたは本当は ○ ○なのに 、それがうまく表せていないね 」 「あなたなら ○ ○できるはずなのに 、どうしたんだろう 」という言葉をかけてあげられます 。そのほうが 「あなたには ○ ○がない 」と否定するのと違って 、相手も素直に聞き入れることができます 。もし相手に対して 、頭からこの人はできない 、という氣持ちだと 「どうして ○ ○できないんだ 」 「やっぱりダメだ 」という言葉が出てきてしまうものです 。それは 、相手を決してやる氣にはさせません 。勇氣をくじき反感すらもたれるでしょう 。あなたにとっても相手にとっても利益にはならないのです 。元氣になるひとことだれにでも美徳があると信じると 、イヤな人はいなくなる 。
第七条失敗から教訓を得る ●すべてがトライアル 。失敗はない !失敗はだれにでもあるものです 。成功者といわれる人でも 、一度も失敗をしたことがない人などいないでしょう 。第三条でも述べたように 、ヴィジョンさえ見失わなければ 、途中でうまくいかなくなったとしても 、それはトライアルであって 、本当の失敗ではありません 。ただし 、振り返らないままほったらかしにしておいたのでは 、また同じことを繰り返してしまうかもしれません 。どうすればよかったのかを自分なりに分析して 、教訓化しましょう 。そうすれば 、たくさんつまずけば 、それだけうまくいくための教訓も多くなるわけですから 、より目標への道が近づきます 。あらゆることが自分を耕す肥やしになると考えましょう 。 ●ピンチは飛躍のチャンスここで一度 、みなさんのこれまで歩んできた道をちょっと振り返ってみましょう 。今までに 、あれは人生のタ ーニングポイントだったなと思う出来事はありますか ?あれば 、いくつでも書き出してみてください 。改めて見直してみると 、強烈な転機となった出来事って 、ピンチのときではないでしょうか 。今 、幸せに暮らしている人でも 、よくよく聞いてみると 、たいていの人は絶体絶命のピンチを経験しているものです 。でも 、それをきっかけに大きく飛躍していることもまた多いのです 。困難なことやピンチの中にはチャンスの種があるようです 。 ●学校時代にいじめを受けたが 、先生には相談できなかった 。いじめられている生徒を救える人になりたいと思ったことがきっかけで 、教育方面の仕事に進んだ 。 ●営業職だが 、商品の説明をするのが下手で 、上司からも叱られてばかりいた 。職場にもいづらく 、辞めようかと思うほどだった 。その状況を打開したいと思い 、プレゼンテ ーションの仕方を勉強 。それが案外面白く 、すっかりハマって 、今やインストラクタ ーとして活躍している 。 ●会社が倒産して失業 。年齢的にも新しい仕事を見つけるのが難しく 、面接に行くたびに落ち込む日々だった 。もう失うものは何もないと思って 、起業することにした 。現在 、社員を数人雇えるくらいまでになっている 。あのピンチがなかったら 、一生起業しようなんて思わなかっただろう 。 ●大病を患い 、医師にも見放されたときに 、玄米菜食に目覚め 、奇跡的に回復 。その後も玄米菜食を続け 、病氣をする前よりも元氣なくらい 。ほかの人にも紹介したいという思いが高じ 、自然食レストランを開業することになった 。 ●人間関係がうまくいかなくて 、仕事が長続きせず 、転職してばかり 。いつまでもこれではいけないと思い 、コ ーチングを勉強 。自分が元氣になっただけでなく 、人を元氣にする喜びにも目覚めた 。本格的にコ ーチングを勉強し 、資格を取得して 、現在フリ ーランスで 、ビジネスコ ーチの仕事をしている 。 ●信じていた友人に裏切られて心を病み 、カウンセリングを受けたことをきっかけに 、心理学を勉強 。セラピストとして活動するようになった 。 ●夫の突然の病氣で経済的に困窮し 、専業主婦からインタ ーネットビジネスを始めた 。最初は生活の足しになればというくらいの軽い氣持ちだったが 、今では 、結婚前の O L時代くらいの収入を得るほどになった 。などなど 。いかがでしょうか 。みなさん 、見事にピンチをバネに飛躍していますよね 。困難な状況は 、一生続くわけではありません 。
今までの観念や執着を捨て去り 、新しい世界へと背中を押すほどのパワ ーは 、ぬるま湯に浸かっていては出てこないもの 。口惜しさ 、嫉妬 、挫折感 、絶望感 、という負の想念は 、あなたを変える大きな原動力になります 。どん底にいるときに 、自分を見つめ 、 「どうしたいか 」をつかんだ人は 、決断力 ・忍耐力 ・陽転思考 ・コミュニケ ーション力など 、新たなステ ージへ移行するために必要な人間力が鍛えられているはずです 。今 、もしあなたがピンチだったり 、うまくいっていないと感じていたら 、本来のあなたに目覚めるチャンスです 。人生に無駄なことは何ひとつありません 。深刻にならず真剣に 、ゲ ーム感覚でクリアしましょう 。元氣になるひとことピンチに陥ったときは 、大飛躍のチャンスをいただいた !と感謝しよう !
第八条両面思考をもつ ●どんなことにもよい面 ・悪い面があるどんなものにも光の部分と影の部分があります 。表があれば裏がある 。たまたま見た 、一部だけで全体を判断する思考習慣を片面思考といいます 。たとえば 、初対面の Aさんが 、たまたま自分ととても価値観が似ている人で 「氣があうな 、友だちになりたいな 」と思ったとします 。でも次に会ったときには 、 Aさんの以前とは違う面を見て 、 「あれ ?実はこんな人だったんだ 、ちょっとあわないな 」と思ったとします 。あるいは 、 「前に会ったときは 、 Aさんも私に好意を寄せていると感じたけど 、実はあまり好かれていないのかも 」と思うかもしれません 。でも 、一回目に会ったときの Aさんも 、二回目に見た Aさんも 、どちらも Aさんなのです 。それをわかっていないと 、相手のちょっとした態度や言動に 、いちいち一喜一憂したり 、疑心暗鬼になったりして 、感情が振り回されてしまいます 。片面思考に対して 、つねにものごとの裏表を見て 、相対的に把握しようとする思考習慣を両面思考といいます 。だれだって 、どんなことだって 、よい面 、悪い面 、明るい面 、暗い面があることを忘れず 、両方を兼ね備えたうえで冷静な判断を下すよう意識しましょう 。元氣になるひとことたまたま見たマイナス面に振り回されず 、何事も両面思考で見よう !
第九条不確定なことにまどわされない ●自分で自分のストレスをつくっていませんか ?私たちは 、自分の思い込みにとらわれて 、しなくてもいい苦労をしていることがよくあります 。たとえば 、 「残業をしないでさっさと帰るのは氣まずい 」と思って 、毎日残業をしていたら 、実はほかの人もみんな同じように思っていて 、本当は大して必要でもないのになんとなく残業をしていた 、という話は案外よく聞くものです 。実は定時で帰ってもいいし 、残業をしなくてもだれも非難はしないのに 、なんとなくできあがった組織の規範から 、 「残業をしないのはいけないことだ 」と勝手に思い込んで 、みんながみんな 、無駄にストレスをためていたというわけです 。また 、 「残業をしないと仕事が終わらない 」というのも思い込みかもしれません 。 Tさんの例を紹介しましょう 。毎日残業で 、会社と自宅の往復だけという日々をなんとか変えたいと 、 Tさんは週のうち半分を残業はしない !と決意しました 。アフタ ーファイブでやりたいことを決め 、定時で帰る日には必ず予定を入れました 。内心は 、実行は厳しいかもしれない 、と思えた決意でしたが 、その日は定時で帰れるように 、朝から無駄のない段取りと集中力を発揮した結果 、すんなりと達成できたのです 。以来 、週の半分は定時で上がれる仕事力が身につきました 。あなたが今 「 ○ ○せねばならない 」と思っていることの多くは 、単なる思い込みだったり 、本当は必要のないことではないのか 、一度見直してみてもいいかもしれません 。 「 ○ ○しなければならない 」という間違った思い込みに縛られるのはやめて 、自由になりましょう 。そして 、自分の身のまわりをつねに快適にしておきましょう 。 ●確かなのは死ぬことと変わること私たちは 、自分を取り巻く人や環境に 「安定 」を求め 、変化を避けようとします 。たとえば 、仕事 、健康 、人間関係 、財産などなど 。今が快適であればあるほど 、それを失ったり 、悪化することがないかと怖れを抱きますよね 。世の中の出来事で 、絶対的なことって 、 「命あるものは必ず死ぬ 」ということと 「ものごとは必ず変化する 」ということだけです 。諸行無常 。変化しないものは何ひとつないのです 。家だって 、使っていなくても傷むのです 。だから管理人が 、ときどき窓を開けて風を通したり 、手入れをしますよね 。状態を保つためにはケアが必要なのです 。絶対的な 「死ぬこと 」と 「変化すること 」以外のことは 、すべて不確定なのです 。印象 、臆測 、推測 、空想 、思い込み 、独断 、偏見 、デマ 、うわさ … … 。すべて不確定なものです 。他人の評価だって 「絶対 」ではありません 。 「よい 」 「悪い 」と感じる評価は人によって違います 。 「えこひいき 」のように 、その人との関係性やそのときの氣分 、感情によっても違いが生まれるのです 。休憩時間の長さも 、人によって 、 「長い 」 「ちょうどいい 」 「短い 」と感じ方は見事に違います 。アンケ ート調査などでも 、一〇〇人いたら 、九八人が 「よかった 」と評価しても 、残り二人は 、 「不満 」などの否定的な評価をする人がいるものです 。何でも否定的にものを見る人がいるというのも事実 。思ったような評価が得られなくても 、そのことでいちいち一喜一憂することはありません 。 「この人には私がそう見えたのだ 」という事実だけをありがたく受け止め 、改善したほうがいいと思うことがあれば改善すればいいし 、受け入れたくないと思うなら 、そのままスル ーすればいいのです 。大切なことは 、あなたの価値を他人にすべて預けないということ 。あなたが 「どうしたいか 」を決めるための判断材料は 、あくまでも事実にもとづいて決めるということを覚えておいてくださいね 。
人生の主人公はあなたです 。他人の評価は絶対的なものではなく 、その評価を 「採用する 」かどうかはあなたが決められるのです 。 ● 「裏切られた 」ではなく 「氣持ちが変わっただけ 」と思うすべてのものは必ず変わるのだと考えれば 「永遠 」や 「裏切り 」という概念もなくなります 。変わらずにあることが難しいから 、 「有り難い 」なのです 。たとえば 、恋人がほかに好きな人ができて離れていったとしても 、それは氣持ちが変化しただけのこと 。 「嫌いになる 」理由はあったとしても 、 「好きになる 」理由はよくわからないものです 。りっぱな理由を言ったとしても 、案外後づけだったりして 。 「好きになる 」という感情は感覚的で 、コントロ ールができませんよね 。変化したことを受け入れるのはとても困難なこと 。だから苦しい 。でも 、 「どうして ?自分の何がいけなかったのだろう 」とくよくよ悩んで自分を責めても 、相手の心は変わりません 。 「裏切られた !口惜しい 」といつまでも恨みに思っても相手の心は変わらず 、自分を痛めつけるだけ 。 「人の氣持ちは変わるのだ 、だれが悪いわけでもないのだ 」という現実を受け入れ 、 「 ~すべき 」ではなく 、自分が 「どうしたいのか 」を見つめることです 。怖れからくる執着なのか愛なのか 。どれだけ相手を愛していたのか 。経験から教訓をつかみ出し 、氣持ちを切り替えて 、人生の主人公として新しい行動の舵取りを始めたほうがいいのです 。 ●今日という日は二度とないと知る旅先で素敵な景色を見て感動し 、同じ場所をもう一回訪れたとします 。けれども二回目に見た景色は 、最初に見たときほどの感動を与えてはくれないものです 。それは 、二回目のあなたはもう一回目のあなたとは違うからです 。これも 、すべてのものは変化するというのと同じです 。今日という日と 、まったく同じ日はありません 。そう考えると 、一日一日がとても貴重なことだということに氣づきます 。人だって 、日々刻々と変わります 。外見には何の変化がないように見えても 、みんな毎日細胞レベルでアップデ ートしているのです 。前に冷たい人という印象だった人も 、昨日読んだ本の中で出会った言葉で 、優しい氣持ちになっているかもしれない 。仕事がうまくいかなくて落ち込んでいた人が 、だれかに言われたひとことで 、今は別人のようにやる氣になっているかもしれない 。だから 、その都度新鮮な氣持ちで 、相手の変化を受け止めましょう 。前に受けたイヤな印象や 、固定観念を引きずっていては 、相手を見誤ってしまうかもしれません 。過去の出来事にいつまでも思いわずらったり 、足りないものばかり見て不平 ・不満を抱えていたり 、ストレスを感じてばかりいたのではもったいない 。大事なことは 、あなたが元氣でいることと 「どうしたいのか 」という幹と根っこだけ 。悩んでもしかたのないことに氣づいて 、つねに自分をごきげんに保つ工夫を忘れないようにしましょう 。元氣になるひとこと考えてもしかたがないことを考えるのはやめて 、つねに自分をごきげんに保とう !
第十条コントロ ールできること 、できないことを分ける ●悲劇の妄想はやめる一人でボ ーッとする時間があるとしたら 、あなたはどんなことを考えていますか ?楽しい旅行のプランでしょうか ?今度の休みのデ ートのことでしょうか ?研修で 「今 、氣になっていることを書いてください 」というワ ークをすると 、ほとんどの人が 、過去にあったイヤなことや 、将来の不安を書きます 。人間って 、不思議なことに 、楽しいことよりも 、ネガティブなことを考えてしまう傾向にあるようです 。でも 、そういうことって 、考えてもどうしようもないことばかりです 。過去に起こったことは変えられないし 、将来のことだって 、心配したところで現実が変わるわけでもなく 、エネルギ ーロスでしかありません 。たとえば 、防災の備えを万全にしても 、防げるのは人災で 、自然現象そのものを防ぐことはできません 。いつどこで被災するかは神のみぞ知るです 。人間の手でコントロ ールすることなどできませんよね 。健康もそう 。食事や生活習慣にいくら氣をつけていても 、一〇〇 %病氣にならない保障はありません 。過敏になりすぎて 、 「あれもダメ 」 「これもダメ 」と禁止してばかりいては 、かえってストレスになってしまいます 。 「こうなったらどうしよう 」と 、頭の中で悲劇の妄想をするのはおしまいにしましょう 。そのときはそのとき 。起きたときに考えましょう 。必要最低限の対策を講じたら 、後は同じ妄想をするなら 、心が喜ぶことに時間を遣いましょう 。コントロ ールできるのは 、自分や運命や未来です 。過去に起こった出来事は変えられないですが 、自分の見方や受け止め方を変えることはできます 。生まれた境遇は決まっていたとしても 、日頃の好ましい生活習慣や心構えによって未来や運命を変えることができます 。他人そのものは変えられませんが 、自分の関わり方によって他人の行動を変えることができます 。自分の力でコントロ ールできないことは 、くよくよ悩まない 、と境界線を引いてしまいましょう 。境界線の外にあることは考えない 、と決めてしまえば 、もうそのことに心をとらわれなくなります 。心が軽くなります 。
自分の力で変えていけることのみにエネルギ ーを集中できるようになるのです 。 ●境界線をもつと楽になる 「境界線を引く 」という意識をもつと 、いろいろなことが楽になります 。たとえば時間 。 「ここまで 」という境界線がないと 、たとえば仕事のことが氣になって 、仕事が終わってからも 、食事の間も 、延々と仕事のことばかり考え続けてしまう 。その間 、神経はずっと休みなく働き続けています 。これでは心も体も休まりません 。 「仕事のことはここまで 」と 、はっきり境界線を設けて 、休むときは休む 。緩急のリズムをつけると 「今 、ここ 」に集中できます 。仕事とプライベ ートがきっちり分けられないという人 、家についつい仕事をもち帰ってしまう人は 、タイマ ーや 、携帯電話のアラ ーム機能などを利用して 「 ○
時まででやめる 」ときっちり線を引きましょう 。インタ ーネットやメ ールもきりがありません 。時間を決めてその時間内は目いっぱいやり 、時間がきたらパソコンも携帯電話も O F F 。後はしっかりリラックスしましょう 。オフタイムに仕事のことを考え 、仕事のときにオフタイムのことを考えるのではなく 、今 、ここに集中です 。何かイヤなことがあって 、それが氣になってしかたがないというときは 、 「 ○分だけは思い切りイヤなことにひたってみよう 」と決めるのも手です 。決めた時間は思い切り湧き上がってくるネガティブな氣持ち 、悲しい氣持ち 、口惜しい氣持ちにひたります 。時間がきたら 、 「よし !終わり ! 」と切り上げて引きずらない 。おそらく 、一度思い切りひたったら 、自分でももういいや 、という氣になっているはずです 。お金もそうです 。いつも漠然と 「お金を節約しないといけないな 」と悩んでいるくらいなら 「毎月 ○円までは自由に遣ってもいい 」と境界線を決めるのです 。そうすると 、その枠内はいくら遣おうが罪悪感を覚えずにお金を楽しく遣うことができます 。 「境界線を引く 」とは 、 「ここまでしかダメ 」と何かを禁じるというよりは 、 「ここまでならいい 」と自分に許可を出すことなのです 。境界線を引いて 、無駄なことに悩まず 、今 、ここに集中する 。それは 、あなたがつねに快適な氣持ちでいるために 、あなたが主導権を握るということなのです 。元氣になるひとこと自分の力で変えていけることのみにエネルギ ーを集中しよう !
第十一条ものごとをシンプルに考える ●行動とは 、口か手か足を動かすだけ新しいことをやってみようと思ったとき 、もう一人の自分がブレ ーキをかけることってあると思います 。それって 、どういう心の働きなのでしょうか 。やったことがないから難しいと思う氣持ち失敗への怖れ他人からの評価を怖れる氣持ちこの三つが働いて 、せっかく変わりたいと思っても 、自分の足を引っ張るのです 。何か躊躇する氣持ちがあるときは 、 「あ 、今 、三つのブレ ーキが働いているな 」と意識することが大事です 。意識できれば 、解決することもできます 。不安や怖れって 、原因がはっきりしないから 、解決法が見つからず 、堂々めぐりに陥ってしまうのです 。こういうときはものごとを簡単に考えることを習慣にしましょう 。基本的に私たちの行動は 、口を動かす手を動かす足を動かすその三つしかありません 。 ●シンプルに考えれば不安がなくなるたとえば 、山に登ろうと思ったとき 、裏山に登るのも 、富士山に登るのも 、足を遣って上へ上へと登るだけのこと 。本質的には同じです 。ただ 、装備の量が違っていたり 、行程が長かったり 、質と量に違いがあるだけです 。それに対応さえすれば 、だれにでもできるのです 。自分の家の一部屋を使って交流会を開催するのも 、ホテルの会場を借りてセミナ ーを開催するのも同様です 。呼びかける人の人数が違ったり 、準備するものの質や量が違うだけです 。一人で全部やろうとしなくても 、苦手なことは得意な人に頼めばいい 。どんなことでも 、 「口と手と足を動かすだけ 。質と量にあわせて 、必要な人と時間を準備にかければいい 、簡単だ 」と思うと 、漠然とした不安が軽くなります 。たとえ失敗しても 、それを教訓にすることができれば 、決してマイナスにならないことはすでに述べたとおりです 。他人の評価についても 、不確定なものだから 、そんなことに振り回される必要はありません 。大切なことはあなたがそれを 「したいかどうか 」だけ 。 ● 「できない 」ではなく 「やるためにどうするか 」と考える私は 、研修や講演のお仕事で 、人前で一時間とか二時間話すことはよくあります 。今でこそ平氣ですが 、初めて講演のお仕事をいただいたときは 、内心 「え ーどうしよう ! 」と思わず暗病反言葉が出ました 。 「そんなに長い時間 、人前で話したことなんてないし 、二時間も話し続けるなんて絶対できない 」と一度は断ろうと思いました 。でも 、 「やってみよう 」と明元素言葉に変えて 、 「やるためにはどうするか 」を考え始めました 。百二十分話さなければ 、と思うから不安に思うわけで 、一つのテ ーマで二十分話すとしたら ?全二時間だから 、六テ ーマ話せばいい 。一テ ーマ三十分なら 、
四テ ーマ話せばいいだけだ … …と 、考えているうちにだんだんと 「なんだ 、簡単そう 」という氣になったのです 。さて 、その結果は ?初めての講演は 、二時間があっという間でまだ話し足りないくらい 。自分なりに満足のいくできばえでした 。あのとき断っていたら今の私はないでしょう 。あたりまえですが 、デビュ ーのときは 、だれもが初心者 。最初からベテランの人なんていないのです 。難しい !と思うことでも 、 「できそう ! 」と思えるように簡略化する 。そうすることで 、案外初めてのことでもなんとかなるものです 。元氣になるひとこと難しいチャレンジでも 、やるべきことを整理し単純化すれば 、案外先が見えてくる !
第十二条人の話を聴ける人になる ● “ただ聴く ”ことはパワフルな応援意外に思うかもしれませんが 、人の話を聴くことは 、もっともパワフルな応援です 。人をプラスにすることはすべて応援である 、という定義に立ち返ると 、いっさいの否定や意見の押し付けなしに 、ただただ思いのたけを聴いてもらい 、認めてもらうことは 、何よりの癒しであり 、前へ進む勇氣を与えてくれるのです 。話は少しそれますが 、二〇一一年三月十一日の東日本大震災で 、たくさんの人が被災地にボランティアに出かけました 。物資を届けたり 、がれきを片づけたり 、被災者たちの話し相手になったり 、見返りなどなくても何かしないわけにはいられない 、という氣持ちで駆けつけた人がほとんどではないかと思います 。その方たちがしていたことは 、 「応援 」そのものです 。一連のニュ ースの中で 、私の関心を引いたのは 、 「ここに来て 、話を聴いてくれるだけでもいい 」というある被災者の声です 。月日がたつにつれ 、被災地のことを知らせるニュ ースは少なくなり 、ボランティアの数も少しずつ減ってきていたある日 、力仕事も炊き出しもしなくていい 、ただ話を聴いてくれればと 、その人は言ったのです 。ただ聴くということが 、いかに大きな応援の力になるかを実感する出来事でした 。とはいえ 、 「話を聴く 」ということは 、氣の利いた応援の言葉をかけることよりも 、難しいものです 。でも 、もしあなたが人から応援される人になりたいのであれば 、ぜひ 、聴く力を身につけてほしいと思います 。 ●いっさいの意見をさしはさまずひたすら聴く聴く立場にある人は 、相手に対して 、否定 、方向づけ 、救済 、評価 、忠告 、同情 、エゴといった氣持ちをいっさいもたないのが基本姿勢です 。もちろん 、自分が話してしまうのも N Gです 。落ち込んでいる人が目の前にいるとき 、ついつい自分の経験から 「私も ○ ○だったけど ○ ○してよくなった 」とか 、 「私なら ○ ○するほうがいいと思う 」などと方向づけをしたくなるものです 。氣がついたら延々と自分の体験談を話していて 、相手の話を聴くことを忘れていたりします 。 「それはあなたも甘いんじゃないの ? 」 (否定 、評価 ) 、 「 ○ ○したらどう ? 」 (忠告 ) 、 「かわいそうに 」 (同情 ) 、 「私のほうがもっと大変だったわ 」 (エゴ )といった言葉もついつい発してしまいたくなる言葉です 。そこはぐっと辛抱して 、相手の言うことを一〇〇 %受け入れるつもりで 、ひたすら聴くのです 。だれでも自分で自分の人生を切り開く力をもっている素晴らしい存在 、と信じましょう 。そう 、美点凝視の要領です 。その人は 、必ず自分の中に解決策をもっているはずだと信じます 。あなたはそれを 、聴くことによって引き出すだけでいいのです 。解決策を出すのはあなたではなく 、悩んでいるその人本人の仕事です 。 ●対等な立場で聴く話を聴く人と話す人は 、あくまでも対等の関係 。マラソンの伴走者のように 、寄り添って相手のぺ ースに合わせます 。相手に関心を寄せていることを示し 、何でも聴きますよ 、というウェルカムな状態を保ちます 。相手が黙っていたかったら 、こちらも黙っている 。どう話そうか 、心の中で藤しているかもしれませんし 、意を決しているのかもしれません 。沈黙にも意味があるのです 。沈黙が氣まずいからといってぺらぺらしゃべっては 、相手のペ ースに合わせていることにはなりません 。あなたが発していいのは 、聴いているサインの 「あいづち 」と相手の頭の中をからっぽにするための質問だけです 。頭の中をからっぽにする質問とは何でしょうか 。たとえば今 、 「会社を辞めようかどうしようか 」と悩んでいる人の頭の中を想像してみてください 。頭の中は 、今までうまくいかなかった自分 、上司に叱られたイヤな思い 、会社を辞めてからどうしようという不安 … … 。ネガティブな思いでぐちゃぐちゃになっているはずです 。そのぐちゃぐちゃなものを 、一度全部外に出してしまうのです 。
相手が 「会社がイヤになった 」と言ったとしたら 、 「そうなの 、会社がイヤになったのね 」と同じ言葉を繰り返すだけでもいい 。相手は 、否定されず 、自分が口にした言葉をあなたからもう一度聴くことによって 、 「あ 、私 、会社がイヤになったんだ 」と自覚し 、自分を客観的に見ることができます 。ひととおり 、相手の状況を聴くことができたら 、 「どういうところがイヤなの ? 」 「今 、どんな氣持ちなの ? 」と 、相手の氣持ちをどんどん掘り下げていきます 。相手は 、今までもやもやとしていた漠然としたイヤな思いを言葉にすることで 、不満や不安の原因があきらかになり 、頭の中をすっきり整理することができます 。一度頭の中がからっぽになれば 、 「じゃあこれからどうしたいの ?やっぱり辞める ?もう少しがんばる ? 」と未来への具体的なサポ ートが見えてくるのです 。最後は 「勇氣をもって話してくれてありがとう 」と 、相手が話してくれたことを承認します 。これはとてもパワフルに人を勇氣づける効果があります 。元氣になるひとこと悩んでいる人の解決法は 、必ずその人の中にあると信じよう !
第 4章応援体質に変わるための小さな習慣
これまで 、応援される人になる =あなたの人生を主人公意識をもって生きるための思考習慣についてお伝えしてきました 。後は実生活の中で実行するのみです 。与える者は与えられます 。あなたの存在は 、周囲に必ず何かしらの影響を与えています 。ほんのちょっとのあなたの行動が 、周囲を元氣にし 、笑顔を増やします 。毎日続けてみましょう 。お休みしても大丈夫 。また始めればいいんですから !
【アウトプット編 】外に向けて行動しよう朝の元氣なあいさつは金 ~一日の始まりは 、笑顔 +元氣なあいさつ +プラスになるひとことから朝起きたら家族に 、出社したら上司や同僚に 、元氣な声で 「おはようございます ! 」と言いましょう 。もちろん 、氣持ちのいい笑顔で !服装や髪形など身だしなみにも注意して 。氣分を上向きにする明るいきれいな色や 、アクセサリ ーや小物を身につければいっそう効果的です 。 「はじめよければ終わりよし 、終わりよければすべてよし 」といいますが 、そのとおりです 。前日にどんなにイヤなことがあっても 、 「おはようございます ! 」のひとことでリセットするくらいのつもりで 。昨日 、上司に叱られた 、同僚とイヤなことがあった 、などなどマイナスの感情も 、 「おはようございます 」と一緒に洗い流してしまいましょう 。前日に 、険悪な雰囲氣で別れた人が 、翌朝 、何事もなかったような満面の笑みであいさつをしてくれて救われた 、という経験ってありませんか ?昨日のことは昨日でおしまい 。引きずらず 、生まれたての新しい一日をスタ ートさせましょう 。できれば 、笑顔とあいさつに 、何か一つ 、プラスになるひとことを添えて 。 「今日もいいお天氣になりそうですね 」 「あなたのそのブラウス 、とても似合ってる 」 「いつも笑顔が氣持ちいいですね 」などなど 。最初は照れくさいかもしれませんが 、大丈夫 。ポジティブな声をかけられてイヤだと思う人はだれもいません 。コミュニケ ーションは鏡のようなもの 。あなたの声かけに 、相手が笑顔になれば 、その笑顔があなたにも笑顔をもたらします 。その氣持ちよさに氣づいたら 、最初の氣恥ずかしさなんて忘れてしまいますよ 。一日三人以上をほめる ~人の心の奥底にある本当のニ ーズを満たすつねに人の素敵なところを見つけるよう意識しましょう 。ただ見つけるだけではなく 、言葉に出していいところをほめましょう 。人をほめることは 、相手を元氣にしますし 、そのことが自分をも元氣にします 。漫然とこれをやろうと思っているだけでは 、なかなか達成できないものです 。ならば 、一日三人以上と目標を掲げましょう 。もちろん五人でも一〇人でもかまいません 。今日は ○人をほめた 、とゲ ーム感覚で日々の人数を記録してもいいでしょう 。それが習慣になれば 、意識しなくても人のいいところを見つけられる 「ほめ体質 」の人に変われるはずです 。人間は 、だれでも三つの 「タイ 」をもっているといわれています 。それは 「ほめられタイ 」 「認められタイ 」 「役に立ちタイ 」 。 「役に立ちタイ 」はさておき 、人は 、 「ほめられタイ 」 「認められタイ 」が満たされないと 、権力を誇示したり 、人にいやがらせをすることで 、自分の存在を目立たせようとしたりします 。あるいは 、恨みつらみや愚痴を言って 、人から同情や関心を引こうとします 。人をほめるということは 、人の心の奥底にある 「認めてほしい 」という本当のニ ーズに氣づいて 、それを満たすことになります 。ニ ーズが満たされれば 、その人はもう 、人にいやがらせを言ったり 、うじうじと愚痴をこぼすこともなくなるでしょう 。あなたがやろうとしていることを応援してさえくれるかもしれません 。たった一つ 、相手を認めて 「ほめる 」という行為をするだけで 、人間関係がよくなって 、あなたも楽になり 、自分のことを認められるようになるのです 。ありがとうを多用する
~ 「ありがとう 」は最強の応援ワ ード人をほめるのと同様に 、相手を認める言葉は 「ありがとう 」です 。何かしてもらったらありがとう 。 「すみません 」ではなく 「ありがとう 」です 。ほめてもらったら 「え 、そんなことないです 」ではなく 「ありがとう 」 。 「どうも 」ではなく 「ありがとう 」 。とにかく 、何かにつけ 「ありがとう 」と言いましょう 。たとえば 、コンビニエンスストアで買い物をしたとき 。ひとことも発しないまま 、お金を払ってお店を出てきても何の不自由もないかもしれません 。でも 、だからこそ 、品物を渡されて 「ありがとう 」 、ていねいにおつりを渡してもらってりがとう 」 、笑顔でいらっしゃいませ 、と言ってもらって 「ありがとう 」と 、言ってみましょう 。タクシ ーに乗ったとき 、降りるとき 、バスを降りるときも 、運転手さんにひとこと 「ありがとう 」と言いましょう 。照れくさい 、と思うかもしれませんが 、勇氣を出して声に出して言ってみましょう 。そのうち照れくさくなくなります 。 「ありがとう 」はとてもパワフルな言葉です 。言葉にするだけで笑顔になりますし 、言ってもらった人を元氣にします 。ある人から 、こんな話を聞いたことがあります 。その人は 、年末の混みあったス ーパ ーのレジで 、長い行列にイライラしているお客さまにプレッシャ ーを感じながらレジを打っていました 。すると 、あるお客さまから 「ありがとう 。書き入れ時で大変ね 。がんばってね 」と声をかけられたのです 。ものすごく感激して 、力が湧いてきた 、とその人は言います 。そして 、 「いいお客さまに恵まれたなぁ 。私も今度 、同じような場面に出会ったら 『ありがとう 』と声をかけよう 」と思ったそうです 。まさに 、 「ありがとう 」の連鎖です 。あなたの 「ありがとう 」が 、だれかを元氣にしたり 、だれかの働く意欲に火をつけたり 、まただれかの 「ありがとう 」につながっていく 。だとしたら 、そんなに嬉しいことってないと思いませんか ?何かできることはありますか ?を口癖にする ~ 「自分からする 」姿勢があなたの人生を充実させる不思議なもので 、同じことでも 、人から言われてやるのってなんだかイヤですよね 。であれば 、先回りして 、 「何かできることはありませんか ? 」と声をかけることを習慣にしましょう 。 「今はいいよ 」と言われるかもしれませんが 、 「ちょうどよかった ! 」と言われると嬉しいものです 。それは 、どんな仕事でも 、受け身でなく 、主体的に取り組むということにも通じます 。お手伝い感覚ではなく 、 「自分からやらせていただく 」という氣持ちで能動的に関わると 、日々の充実感が格段に違います 。自分が何かやらせていただくことで 、相手が喜ぶ 。それが自分の喜びにもなるのです 。また 、同じことをしても 、やらされ感がなくて氣持ちがいいのです 。周囲をよく見て 、ベストなタイミングで言えれば最高です 。知人に 、同窓会や異業種交流会 、会社の行事の幹事を嬉々として引き受けている人がいます 。そういう人が一人いてくれるとありがたいものです 。また 、心から楽しそうに仕事をこなす知人の姿に引き寄せられて 、サポ ートしてくれる人が必ず現れるのです 。そして 、結局 、会は盛り上がり 、参加者たちも大満足 。知人も 、手伝ってくれた人も 、会に参加した人もハッピ ー 。みんなで喜びを分かちあっているのです 。誕生日には 「ありがとうメッセ ージ 」を ~出会いとご縁に感謝する家族や友だち 、同僚や上司など 、お世話になっている人たちの誕生日は手帳にマ ークしておいて 、ありがとうメッセ ージを贈りましょう 。フェイスブックのお友だちに登録しておけば 、誕生日が近くなると知らせてくれるので便利ですよね 。 「お誕生日おめでとう ! 」のメッセ ージのほかに 、必ず 、 「いつも ○ ○してくれてありがとう 」 「あなたの ○ ○なところをいつも素敵だと思っています 」といった 、承認と感謝のメッセ ージを添えましょう 。なかでも 、 「生まれてくれて 、ありがとう 」という言霊は最強のエ ールです 。ご縁をいただいたことへの感謝の氣持ちを込めて 、伝えましょう 。相手がそんなに親しくない人でも 、 「あなたのことをちゃんと見ていますよ 」というメッセ ージにもなり 、いただくと嬉しいものです 。電話やメ ールで伝えてもいいですが 、できれば 、小さなものでかまわないのでカ ードを贈りましょう 。カ ードという形のあるものにすることで 、より 、心に響くメッセ ージになります 。相手の好みを考えながら 、カ ードを選ぶのも楽しいものです 。
ふだん 、なかなか会えない友人が 、私の誕生日には 、必ず携帯にお祝いのメッセ ージをくれます 。毎回届くのが楽しみで 、思わず笑顔になります 。お祝いの言葉こそ 、元氣を与える応援メッセ ージですね 。誘われたイベントに参加する ~ 「わざわざ出向く 」ことは 、何よりの応援あなたが応援している人から 、ライブコンサ ートをやるとか 、勉強会で講師をやるとか 、趣味でつくった作品の展示会をするとかのご案内を受け取ったら 、なるべく時間をつくって参加しましょう 。そういうイベントを開催するときって 、うまくできるだろうか 、お客さまは来てくれるだろうかと 、だれでもハラハラドキドキしているものです 。そんなときに 、知っている人が来てくれたらどれほど心強いかわかりません 。私も 、初めてセミナ ーを開催したときに 、地方から友人が応援で参加してくれたうえに 、何人かの同僚も連れて来てくれたことにとても感激したことがあります 。ほかの友人たちも 、参加者を増やそうと自分の友だちに声をかけてくれたり 、当日の受付などの細かなところを手伝ってくれました 。おかげさまで 、初めてのセミナ ーでがちがちになっていた私の緊張感も和らぎ 、本当に助かりました 。どうしても行けない場合でも 、開催のお祝いの言葉と 、行けなくてごめんなさいというメッセ ージを贈りましょう 。もし 、会場で 、 C Dや本 、作品などを販売していたら 、手に取ってみたり 、氣に入ったら小さいものでもいいから買いましょう 。パソコンやインタ ーネットが得意なら 、イベントの写真を撮影し 、ウェブアルバムにして感想と共に送ったり 、ブログなどでシェアするのも素敵な応援です 。私もセミナ ーや講演をすると 、感想のメ ールをくださったり 、ブログで講演の様子を紹介してくださったり 、シェアしてくださる方々がいらっしゃいますが 、とても嬉しいものです 。とくに 、 「元氣になりました 」とか 「さっそく ○ ○しました 」など具体的に変化したことや行動したことをご報告いただくと 、大変励みになります 。自分が何をしてもらったら嬉しいか 、相手の立場になって想像してみましょう 。笑顔になる想像は 、楽しい時間ですよ 。ほかにもいろいろ思いつくはずです 。旅先から絵はがきを送る ~たった一枚の絵はがきが人を元氣一〇〇倍にする !電話やメ ールで何でも事足りてしまう時代だからこそ 、手書きの手紙にこだわりたいと思います 。封書だと面倒でも 、絵はがきなら 、短い言葉でもいいので手軽です 。旅に出たときはチャンスだと思って 、お世話になっている人や 、最近あまり会っていない人に 、絵はがきを送りましょう 。大したことは書かなくても 、それだけで 、いつもあなたのことを氣にかけていますよ 、というメッセ ージが伝わります 。もう何年も 、年賀状だけのやりとりで 、めったに会えない人から 、旅先のアラスカで買ったというオ ーロラの絵はがきが届いて元氣一〇〇倍になったことがあります 。たった一枚のはがきにこんなに元氣をもらえるなんて !とその威力に驚いたことを覚えています 。以来 、私も旅行に出かけたときや 、美術展に行ったときなど 、ことあるごとに絵はがきを買って送ることを習慣にしています 。切手がなくて 、結局旅から帰ってから投函 、ということがないように 、日頃から切手をバッグの中に用意しておくことを習慣にしておくといいでしょう 。コンビニで寄付をする ~小さな社会貢献があなたに自信を与えてくれる寄付は 、もっとも簡単で 、しかも確実にだれかのために役立つ応援になります 。ちょっと小銭ができたら 、寄付をすることを習慣にしましょう 。もう少し積極的に寄付をするのなら 、インタ ーネットでワンクリックするだけで寄付できる団体もあります 。貯金やクレジットカ ードの利息の一部が寄付になっているものもありますので 、意識してそういうものを利用してもいいでしょう 。小さくても自分は社会貢献をしているという意識が 、あなたの自己肯定感を高めます 。お金を払うときは喜んで !
~あなたの払ったお金がだれかを幸せにすると考える !買い物で支払いをするとき 、お財布を開いて思わずは ーっとため息をつきたくなることってありますよね 。でも 、これからは 、ため息をつかず喜んで支払いましょう 。 「消費 」ではなく 「投資 」だと思うのです 。無駄遣いはしないに越したことはありませんが 、遣うときは氣持ちよく遣う 。あなたの支払ったお金が 、その会社の社員さんたちのお給料となり 、生活を支えることになるのです 。これだって応援ですし 、ちょっとした社会貢献です 。お金は天下の回りもの 。 「ありがとう ! 」と送り出しましょう 。だれかの喜びのためにお金を遣うと 、お金も喜んで 、めぐりめぐって 「お友だち 」を連れて還ってきますよ 。二十分間ひたすら相手の話を聴く ~否定せずただ聴くことは何よりの応援悩んでいる人 、迷っている人の話をひたすら聴くことは 、何よりの応援になります 。プロのカウンセラ ーやコ ーチでなくても 、話を聴いてもらっただけで 、氣持ちが軽くなったり決の糸口が見えたりするものです 。聴くときの姿勢については 、第 3章の第十二条に詳しく述べています 。たとえ 、その人の言うことに同意はできなくても 、 「私はあなたとは違う意見だけど 、あなたがそう思う氣持ちは理解できる 」という共感をもって耳を傾けます 。決して否定せず 、ただ人の話を聴くということは 、なかなか忍耐のいることです 。そういう場合は 、二十分だけとか 、十五分だけとか時間を決めて (そう 、境界線を引くのです )聴いてあげるといいでしょう 。
【リセット編 】自分を整えるありのままの自分に還ろう ~一日に一度は自分をリセットする外にずっと発信したら 、ときどき自分の内面を整えましょう 。他人と接していると 、その人の価値観や考えに感応してしまいます 。どうしても比べてしまうこともあるでしょう 。だから 、一日に一度は自分をリセットすることがとても大切です 。 「あれが欲しい 」 「これが欲しい 」という執着や 、 「私が 、私が 」という我欲が 、心を曇らせる垢となります 。他人によく見られたい 、より評価されたいと思うのは 、本来の自分とは離れたプラス αを演じている自分 。その邪氣が心を覆い 、自分本来の力を発揮できないことがあります 。劣等感があるのは 、ありのままの自分に O Kを出せていないから 。 「このところ 、無理をして演じているな 」 「こんな私は本来の自分とは違うな 」と感じたら 、意識して 、本来の自分を思い出してみましょう 。自分と向き合う時間をもつ ~一日に一回は 、なりたい自分像を思い浮かべる !やることがたくさんある毎日にあっても 、いえ 、ご多用な毎日だからこそ 、一日に五分だけでもいいので 、静かに自分と向き合う時間をつくりましょう 。一日の終わり 、布団に入りながらでもかまいません 。ストレスを感じているときは 、呼吸が浅くなっています 。心を静寂にし 、目を閉じて 、自分の呼吸の音に耳を澄まします 。そして 、自分の 、 「今 、ここ 」に意識を集中します 。人間って 、放っておくと 、過去のイヤなことや将来の不安なことばかり考えてしまうものです 。だからこそ思考を止めて 「今 、ここ 」に集中する必要があるのです 。日頃の自分の役割や立場 、いろいろなしがらみから自由になって 、頭の中のおしゃべりを静めましょう 。口から大きくゆっくり息を吐いて 、鼻からゆっくり息を吸います 。あなたの望むヴィジョンをイメ ージしましょう 。できるだけ鮮明にイメ ージしてください 。喜びとやすらぎに焦点を当てて 、本来の自分とつながるのです 。寝る前に今日あったいいことを思い出す ~いいことに感謝して眠りにつく !寝る前に 、ついつい今日あったイヤなことを思い出してしまう人は 、今日から 、その日あったいいことを思い出すようにチェンジしましょう 。たくさんある人はあるだけ全部思い出しましょう 。とくになかった 、という人も 、 「三つは見つけよう ! 」と思って探してみましょう 。 「明日までかかると思っていたら書類の整理が今日一日で終わった 」 「今日のランチはリ ーズナブルですごくおいしかった 」 「家に帰るまで赤信号に一回もひっかからなかった 」などなど 、小さなことでいいのです 。ゲ ーム感覚で楽しみながら見つけてください 。
ゆっくりした呼吸を意識して 「ありがとう 」と心の中で言いながら 、かなえたい夢をイメ ージするのもいいですね 。きっといい氣分で眠りにつくことができるでしょう 。 「ねばならない 」と思っていることを紙に書き出す ~本当に大事なことは何かを見直そう 「今日中に ○ ○を終わらせなければ … … 」 「今月は売上をこれだけ上げなければ … … 」などなど 、 「ねばならない 」ことがいっぱい … … 。こういう状態になると 、何をするにも 「やらされ感 」を覚えて息苦しくなってきます 。そんなときは 、一度その 「ねばならないこと 」を全部書き出してみましょう 。その中には 、案外どうでもいいことや 、今すぐしなくてもいいことも混じっているかもしれません 。そういうものは 、あっさり消して 、本当にしなければならないことだけを残しましょう 。すると 、 「なんだ 、これだけか 」と安心できるものです 。この作業をすることの利点はもう一つあります 。それは 、目的と手段を取り違えていないかチェックできるということ 。第 3章の第三条でもいいましたが 、目的となるヴィジョン (目標 )と手段は 、きちんと分けて考えましょう 。たとえば 、 「売上をいくら上げるいうことが目標であるとします 。売上は 、努力した結果得られるものです 。なかなか目標額に達しないときに 、目を向けるべきはあり方のほうで 、結果ではありません 。もっといえば 、 「売上を上げる 」ことの先に何があるのか 、考えてみましょう 。それは 、 「幸せになること 」のはずです 。幸せになるためにはいろいろな手段があります 。売上を上げて 、会社で評価されて 、昇進 ・昇給することも手段の一つかもしれません 。でも 、数字としての売上目標はいったん脇に置きましょう 。その代わり 、この仕事の先にある喜びをイメ ージしましょう 。仕事を通じて 、お客さまや世の中のお役に立ち 、喜ばれることが働きがいになるはずです 。 「売上を上げる 」ではなく 、 「多くの人に喜びを提供する 」という別の視点で 、仕事に取り組んでみるのです 。夢中になって取り組めば 、後から数字がついてくるはず 。人間とは本来 、人が喜ぶことに喜びを感じるシンプルな存在です 。それに氣づけば 、無用な 「ねばならない 」から解放されて 、自由になれるはずです 。毎朝の掃除を習慣にする ~部屋を磨くことは心を磨くことありのままの自分に自信がもてないという方に 、どこか一カ所 、毎朝掃除することをおススメします 。トイレ 、洗面台 、鏡 、窓ガラスなど 、決めた場所だけでいいので 、毎朝の掃除を続けてみましょう 。確実にやり遂げるという決意をもって掃除します 。習慣化の目安として 、まずは二十一日間 、三週間を目指しましょう 。毎日の掃除は 、心を磨いてくれます 。心がきれいになると 、堂々とふるまえるようになり 、表情も明るくなります 。二十一日も続ければ 、無意識に向かえるようになり 、三カ月が過ぎれば 、背筋もしゃんとして見た目も凛とした印象に変わってきます 。地球に触れる ~地球に生かされていることに感謝しよう休日には 、できるだけ自然に触れる機会をもちましょう 。森林浴をしたり 、滝の音に耳を澄ましたり 、浜辺を裸足で歩いて足の裏で地球を感じたり 。休日でなくても 、木や植物や石や動物など 、人工ではない自然のものに一日十分でもいいから触れて 、五感を研ぎ澄ましましょう 。空に広がる雲の変化を見つめたり 、並木道を歩いたり 、川の流れの中に泳いでいる魚を探したり 。すべてのものがありのままに存在し 、刻一刻と変化している自然を味わいましょう 。地上にあるものは 、すべて地球の変形 、あるいはその一部を加工したものです 。
私たちはみんな 、地球に生かされているのです 。一分間の呼吸の数は 、一八回といわれています 。一分間の海の波の数も一八回 。波の音を聴いていると身体が整いリラックスしてきます 。人間と地球は調和がとれているのですね 。その感謝の思いを改めて実感しましょう 。大自然の生命のエネルギ ーに感応して 、身体中の細胞が元氣になってきます 。子どもの頃の自分を思い出す ~ありのままの自分を思い出すことは自分を元氣づけてくれる子どもの頃 、小学校に入る前 、あなたはどんなことが好きでしたか ?どんな遊びをしていましたか ?夢中になっていたことはありますか ?もっと前はいかがでしたか ?記憶になければ 、家族に聞いてみましょう 。たとえば三歳頃の私は 、母のお手伝いが好きで 、大人の足で十分ほどかかるお店によく一人でおつかいに行っていました 。一人でいるときは画用紙に鉛筆で絵を描いたり 、紙の着せ替え人形をつくるのが好きで 、時間を忘れて没頭していたものです 。うっすら記憶に残る子どもの頃の自分を思い出すと 、他人と自分を比べたりすることなく 、自由にのびのびしていました 。人の評価や目を氣にせず 、全身全霊で喜怒哀楽の感情を出しきっていたと思います 。そんな無邪氣な頃のことを思い出すだけで 、幸せな氣持ちに包まれて 、元氣がみなぎってきます 。何かの集まりのときに 、現在の役職や肩書を忘れて 、あえて子どもの頃のニックネ ームで呼びあうのもおススメです 。ちょっと時間があいたとき 、お氣に入りのカップにゆっくりお茶でもいれながら 、回想にふけってみたら 、子どもの頃のあなたから 、何かメッセ ージが来るかもしれませんよ 。
おわりに最後まで読んでくださり 、ありがとうございます 。あなたがこの世に誕生して以来 、数えきれないほどの人たちと出会ってきたことでしょう 。その中には 、あなたにとってストレスを感じる人 、イライラさせられたり反感を覚える人たちもいたかもしれません 。でも 、そういう人もふくめ 、すべての人があなたの 「応援者 」です 。新しいステ ージへ進む選択に導いてくれたり 、自分らしく生きることを目覚めさせてくれる 「おかげさま 」の存在なのです 。あなたは 、生まれた瞬間から 、幸せを願ってつけられた 「名まえ 」にはじまり 、家族や家族以外の見ず知らずの大勢の人たちの 「おかげさま 」で生かされてきました 。衣食住をはじめとして 、すべて他人の手による他人の思いが詰まった製品 、サ ービス 、モノに囲まれて生きていますよね 。自分一人だけで生きているつもりでも 、実に多くの人たちの 「より幸せに 」という 「思い 」に囲まれた環境で生きているのです 。そんなことに思いをはせると 、身体の底から 「ありがとう 」が充満してきます 。駅 、電車 、お店 、カフェ 、映画館 、すれ違う人々など 、すべての存在によいも悪いもなく 、幸せを願い社会を支えあう同志に思えてくるのです 。応援力は感謝力 !人を元氣づける 「応援力 」は 、すでにあなたの中にあるものです 。私の人生を振り返ってみると 、人生が大きく変化したきっかけの種は 、順境のときではなく 、困難の中にありました 。人との関わり方や生き方を根本的に変える必要性に迫られたり 、新しいチャレンジをせざるをえなかったり 、結果的に大きな決断をすることが多かったように思います 。ぬるま湯から出て熱いお湯に入るのは勇氣がいります 。でもそれをあえてしたからこそ 、今の私があるといえます 。とはいえ 、苦手なことや嫌いなことが少ないのに越したことはありませんよね 。困難を少しでも軽くしてくれたのは 、周囲からの応援の力でした 。応援が 、どれほど困難を力に変えてくれたことか 。だからだれかを応援したくなる 。 「やればできる ! 」とまずあなた自身があなたの応援者になること 。他人目線でなく 、自分の人生の主人公としていきいきと生きることは 、それだけでだれかを元氣にします 。あなたにはその力がある !最後に 、十五年前の邂逅以来 、私の脳力を鍛え 、人間力向上の天職に導いてくださった恩師のヒュ ーマンウェア研究所所長の清水英雄先生 、幸子奥様 、江戸がたり家元の寿々方先生に心より感謝いたします 。ありがとうございます 。ヴィクトリ ー ・プロジェクト立ち上げの同志で応援のエキスパ ートであるチ ーム ・ファシリテ ータ ーの上重勝彦さん 、積宏明さん 、同じく第六期まで Vプロを盛り立ててくれた武居由紀子さん 、発芽 *レイキアカデミ ーの矢尾こと葉さん 、矢尾寛明さん 、第七期から参画の佐藤久美子さんをはじめ 、麹町 Z E Nカフェマリ ーナオ ーナ ーの田滋さん 、 Vプロに参加されたみなさま 、ありがとうございます 。楽しくて清々しい仲間たちとのご縁と 、夢応援の喜びと感謝でいっぱいです 。 P H P研究所書籍第二部 、副編集長の佐藤義行さん 、四井優規子さん 、有限会社イ ー ・プランニングの須賀柾晶さん 、石井栄子さん 。この素晴らしいチ ームのおかげさまで本をカタチにすることができました 。本当にありがとうございます 。いつも無条件の愛で見守ってくれている両親と弟 、ここには書ききれない私の大切な人たち 、そして 、この本を手に取ってくださったあなた 。これまで出会ったすべての方々に 、ありがとうございます 。あらためて 、これまで多くの方々に出会い 、支えていただいたことで今の私がいることを実感し 、感謝の思いでいっぱいです 。あなたが夢の第一歩を踏み出し 、応援しあえる仲間と出会い 、夢をカタチにする喜びをたくさん共有できますように 。他人の喜びを自分の喜びと感じることができたら 、あなたは 「成幸した 」といえるでしょう 。二度とない人生 、あなたが元氣でいること 、笑顔でいること 、幸せでいることを心から願っています 。ありがとうございます 。藤崎ひろみ
〈参考文献 〉 『 「ありがとう 」戦略 』 (清水英雄著サンマ ーク出版 ) 『 5 2の美徳教育プログラム 』 (リンダ ・カヴェリン ・ポポフ著太陽出版 )
〈著者紹介 〉藤崎ひろみ (ふじさきひろみ )株式会社ユニバ ーサル ・コミュニケ ーションズ代表取締役 。短大卒業後 、一部上場企業の教育インストラクタ ーとして 、業務推進 ・意識改革を目的とした営業 ・社員教育に携わる 。その経験をステップに 、人間の潜在能力 ・魅力を引き出すことを戦略に定め 、 1 9 9 9年 、株式会社ヒュ ーマンウェア研究所に入社 。 「ありがとう 」 「脳力開発 」 「承認 」のヒュ ーマンウェア ・メソッドによるアプロ ーチで 、人間力向上をサポ ート 。スキル ・テクニックの土台となるあり方 ・習慣にフォ ーカスし 、ブレない自分軸づくりとプラスの影響を与える真のリ ーダ ーを育成する 。コミュニケ ーション 、キャリアデザイン 、モチベ ーションアップ 、メンタルヘルス研修等を実施し 、職場の活性化 ・業績向上に成果を上げている 。その爽やかな指導には定評がある 。 2 0 0 8年 6月より 、心に関する専門家たちとのコラボレ ーション企画 、夢を応援するヴィクトリ ー ・プロジェクトを主宰 。他人目線ではない本当の自分の夢や望みをかなえる習慣づくりをサポ ート 。 「承認 」と夢を応援し合う楽しい仲間の輪を拡げている 。 2 0 0 9年 4月に独立し 、株式会社ユニバ ーサル ・コミュニケ ーションズ代表取締役に就任 。株式会社ヒュ ーマンウェア研究所主任研究員 。厚生労働省認定 ・産業カウンセラ ー 。ヴァ ーチュ ーズ ・プロジェクト国際認定ファシリテ ータ ー 。 N P O法人ふるさとイベント協議会理事 。全国の企業 ・商工会議所 ・青年会議所 ・各種団体 ・学校において講演 ・研修実績多数 。ホ ームペ ージ h t t p : / / w w w . 3 9 u n i v e r s a l . c o mブログ 「藤崎ひろみのありがとうの扉 」 h t t p : / / a m e b l o . j p / 3 9 a r i g a t o /
なぜか 「応援される人 」の習慣著者 :藤崎ひろみ H i r o m i F u j i s a k iこの電子書籍は 『なぜか 「応援される人 」の習慣 』二〇一三年六月二十四日第一版第一刷発行を底本としています 。電子書籍版発行者 :清水卓智発行所 :株式会社 P H P研究所東京都千代田区一番町二一番地 〒 1 0 2 8 3 3 1 h t t p : / / w w w . p h p . c o . j p / d i g i t a l /製作日 :二〇一四年十二月二十二日本書の無断複写 (コピ ー )は著作権法上での例外を除き 、禁じられています 。
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